21世紀に人工知能は社会のために何ができるだろうか?
5年以内に実現でき、我々の社会に役立つ研究論文を大募集!
◆近未来チャレンジとは? |
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近未来チャレンジは、1999年度の人工知能学会全国大会から始まった特別企画です。
「5年以内で社会貢献できる現実路線の人工知能技術を募集し、優れたものを学会としてサポートすることにより、
強力なAI技術を世の中に送り出す」ことを目的として始動しました。
学術研究は「社会からの評価と奨励」に支えられてこそ繁栄するものであり、 人工知能の更なる発展には、社会にしっかり貢献する成果が必要不可欠である。 社会に貢献するには、研究成果を「明確に時間で切って評価する」という姿勢が不可欠となる。 この思いをもとに、近未来チャレンジでは、研究テーマセッションの成立や継続について、 会場での聴講者アンケートを基に、「5年以内に社会へ利益をもたらす」と信じられるものを選考してきました。 本企画は一定の成果を得られたことから、2016年度で新規のテーマ募集を終了し、 2020年度に人工知能学会全国大会において最後の卒業セッションを開催し終了となりました。 これまでに47件のテーマ応募があり、そのうち17件のテーマが卒業しました。 (本ページでは、これまでの近未来チャレンジの選考結果を掲載します。) |
◆歴代の近未来チャレンジ |
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■選考結果
■近未来チャレンジ体験談紹介(歴代卒業生からのメッセージ) |
〜近未来チャレンジの仕組み〜 ・研究テーマセッションが成り立つまで
新規のテーマ提案者は、全国大会で提案テーマについてご発表頂きます(ニューチャレンジセッション)。 会場での聴講者アンケート等を基に、選抜されたテーマについては、テーマ提案者がオーガナイザとなり、翌年度から全国大会で最長で5年連続して研究テーマセッション (サバイバルセッション4年+卒業セッション1年)を開催することが可能になります 。 ・研究テーマセッションが卒業するまで
研究テーマセッションが次年度も開催できるか否かは、毎年会場聴講者アンケート等を基に審査が行われます。 そして、4年連続で継続審査を通過したオーガナイザは、学会から正式に近未来チャレンジ卒業が認定され、 学会より賞が授与されます。 《研究テーマセッション継続中の特典》
全国大会における研究テーマセッション開催の他、学会誌における解説論文の掲載や特別講演などの機会も与えられます。 また、テーマ提案者は人工知能学会論文誌「近未来チャレンジ特集号」(毎年1月頃)にご自身の論文を投稿できるとともに、 テーマ提案者が特に優秀と認めた研究テーマセッションでの研究発表(1〜2件程度)について、当該特集号への論文投稿を近未来チャレンジ担当の編集委員に対して推薦できます。 投稿された論文は通常の査読プロセスと異なり、近未来チャレンジの特性を考慮した査読基準 (5年間の研究テーマセッションの継続期間中、序盤はその時点での成果よりも人工知能に立脚した社会的貢献達成までの計画の緻密さを重視し、後半になるほど達成度重視) に基づいて査読が行われます。 |