2000年度人工知能学会全国大会（第14回）論文募集

2000年度人工知能学会全国大会（第14回）論文募集

2000年7月4日（火）～7日（金）　早稲田大学国際会議場

2000年度第14回人工知能学会全国大会(JSAI2000)は2000年7月4日（火）から7日（金）にかけて早稲田大学国際会議場（東京・新宿区西早稲田）で開催されます．今回も，特別講演，招待講演，AIレクチャ，研究会特別セッション，実用AI体験ラボなどを通して人工知能の最新動向を知ることができます．また研究発表の機会としては，従来の口頭発表に加えて，「近未来チャレンジ」セッション，デジタルポスタなど他の学会には見られない斬新で多彩な企画がめじろ押しです．あなたの研究結果を，より鮮明に打ち出し，研究仲間と情熱を傾けて討論できる絶好の機会です．どうぞ奮って御投稿下さい．さらに「JSAI2000デジタルアシスタント」による会議案内も実施する予定です．どうぞご期待ください．

◆発表方法

発表カテゴリ１：「近未来チャレンジ」セッション

「今，この世紀の変り目にAIが社会のために何ができるだろうか？5年以内に実現でき，今まさに21世紀社会に役立つチャレンジテーマを大募集！」をスローガンとして論文募集します．提起されたチャレンジのうち，21世紀社会の利益として真に実を結ぶと評価できるもの数件を翌年の特別セッションとして立ち上げ，AIの真価を社会に発信します．今年度は以下のように，昨年選抜されたテーマについての進展についての議論（サバイバル・オブ・チャレンジ）と新しいチャレンジテーマ（ニューチャレンジ）の募集を行います．

「サバイバル・オブ・チャレンジ」セッション

昨年度選抜された5件のテーマ（その詳細は後述の「近未来チャレンジ」ホームページ参照）にチャレンジした成果発表を行います．テーマに関連するものであれば，チャレンジ提案者でなくても投稿できます．

投稿内容：チャレンジしたテーマについての進展と将来の見込みや課題について，200～300字のアブストラクトを提出してください．

発表方式：受理された論文は「サバイバル･オブ･チャレンジ」セッションで口頭発表していただきます．発表時間は20分（発表15分，討論5分）です．

「ニューチャレンジ」セッション

　新たな「近未来チャレンジ」テーマを募集します．

投稿内容：アブストラクトには，チャレンジの内容だけでなく，そのチャレンジが実現できる根拠，社会への貢献が期待できる根拠を1000字以内で明瞭に書いてください．

発表方式：受理された論文は「近未来チャレンジ」セッションで口頭発表していただきます．発表時間は25分（発表15分，討論10分）です．

「サバイバル・オブ・チャレンジ」，「ニューチャレンジ」での発表は会場でのアンケート結果などをもとにプログラム委員会で選考され，来年度の「サバイバル･オブ・チャレンジ」に受け継がれてゆきます．選考結果は2000年8月頃に「近未来チャレンジ」ホームページ，人工知能学会誌，人工知能学会メーリングリストなどのメディアを通じ，選出理由とともに発表します．

「近未来チャレンジ」ホームページ：　http://www.kecl.ntt.co.jp/icl/about/ave/CREEP/CREEP.html

発表カテゴリ2：デジタルポスタ

デジタルポスタは，従来のポスタに加えてインターネット接続されたPCやディスプレイといったデジタル機器を利用してプレゼンテーションおよびデモンストレーションを行なうことができるポスタ発表です．従来の口頭発表やポスタ発表に比べてはるかにビジュアルでインタラクティブなプレゼンテーションが可能です．なお，デジタル機器を用いない通常のポスタを用いた発表も受け付けます．

発表方式：CRT，VTR，インターネットに接続されたLANを用意します．PC等は発表者の持ち込みをお願いします．発表時間は90分です．

発表カテゴリ3：口頭発表

通常の口頭発表です．

発表方式：OHP，VTR，PC用プロジェクタが利用可能です．発表時間は質疑応答を含め20分です．

◆発表申込（WWWによる申し込みが可能になりました）

申込方法：

(1)ＷＷＷによる申し込み

全国大会ホームページをご参照ください．できるだけWWWによる申し込みをお願いします．

(2)電子メールによる申し込み

申込用紙に記載されているものと同等の内容と200字～300字（「近未来チャレンジ」は1000字以内）のアブストラクトを電子メール（1件1メール，テキスト形式）でren.associates@ma3.justnet.ne.jpまでお送り下さい．アブストラクトには，題目，氏名，所属および内容を記載して下さい．

(3)郵送による申し込み

WWW，電子メールを利用できない場合に限り，申込用紙（1件1枚）に必要事項を記入し，200字～300字（「近未来チャレンジ」は1000字以内）のアブストラクト（A4判）3部を下記送付先に郵送して下さい．アブストラクトには表紙をつけないで下さい．

論文募集締切：　2000年3月24日（金）必着

論文の要件：論文該当分野に示されるような，人工知能およびその周辺分野に関する学術論文または事例報告またはソフトウェアのデモンストレーション．

講演方法：　デジタルポスタと口頭発表の重複発表以外は，複数カテゴリへの発表申し込み可能です．ただし各カテゴリ1人1件の発表に限らせていただきます．したがって，「近未来チャレンジ」と「口頭発表」（あるいは「デジタルポスタ」）で1人2件の発表が可能です．連名に関しては制限はありません．複数カテゴリへの発表申し込みは別々に行ってください．なお，発表カテゴリは発表者の希望をもとに行いますが，必ずしも希望に添えない場合もありますのであらかじめ御了承下さい．

論文の採択：　論文の採択はプログラム委員会において決定いたします．結果は4月中旬に通知します．

論文集原稿：　採択論文については，指定原稿用紙（採択通知時に同封）に清書したカメラレディ原稿2ページ（4,000字相当）を提出していただきます．ただし，希望により2ページまで追加できます．追加費用は1ページあたり3,000円です．（カメラレディ原稿締切：2000年6月2日（金）必着）

優秀論文表彰：　プログラム委員会で発表論文を審査し，一般発表（近未来チャレンジ，デジタルポスタ，口頭発表）の中から優秀論文賞とベストプレゼンテーション賞を数件選出し，表彰します．なお，発表カテゴリは選考に影響しません．

参加費：　聴講学生以外は論文集代金込みです．論文集は3000円で別売します．

	会　員		非会員1　　*3		非会員2
	正会員　*2	学生会員	一般	学生	一般	学生
発表参加者*1	13,000円	8,000円	23,000円	12,000円	20,000円	10,000円
聴講参加者	10,000円	2,000円	20,000円	6,000円	17,000円	4,000円

　*1：発表料込み．ただし，1人で2件発表の場合は3,000円追加.　*2：賛助会員を含む．　*3非会員１は参加費払込と同時に会員となるもので，2000年度年会費10,000円(学生4,000円)を含みます．本方法で入会されますと，入会金2,000円（学生1,000円）が免除になります．

送付先・問い合わせ先：　〒161-0033 東京都新宿区下落合3-17-42 「連企画」気付

　　　　　　「2000年度人工知能学会全国大会事務局」 Tel.03- 3950- 1641

事務局電子メール：ren.associates@ma3.justnet.ne.jp

プログラム委員会電子メール：jsai-pc@kdel.info.eng.osaka-cu.ac.jp

全国大会ホームページ：

「近未来チャレンジ」ホームページ：http://www.kecl.ntt.co.jp/icl/about/ave/CREEP/CREEP.html

JSAI2000デジタルアシスタントホームページ：http://www.mic.atr.co.jp/JSAI2000

JSAI2000デジタルアシスタント

全国大会参加をより実りあるものにするために，デジタルアシスタンスサービスを実施します．会場で個人ガイドする携帯情報端末を希望者に貸し出し，オンラインによる発表プレビューサービスや，会期後の情報共有を支援するアフターサービスを提供する予定です．サービス内容の詳細はhttp://www.mic.atr.co.jp/JSAI2000で公開していますので，ご注目ください．（技術協力：ATR知能映像通信研究所）

《論文該当分野》

1．基礎・理論　探索，プランニング，論理，知識表現，推論，ファジィ理論，不確実性推論，アルゴリズム，計算量など．

2．学習と発見　帰納学習，演繹学習，戦略学習，類推，概念学習，事例ベース推論，データマイニング，知識発見，発見科学など．

3．知識ベース・知識システム　知識獲得，知識共有，知識ベース管理，知識データベース，オントロジ，エキスパートシステム，構築方法論など．

4．AIアーキテクチャ・言語　超並列人工知能，AIアーキテクチャ，AI言語，ソフトウェア設計，プログラミングなど．

5．エージェント・分散人工知能　協調問題解決，エージェントの構造と機能，エージェント間通信，エージェントネット，学習エージェント，エージェント社会，人工社会と経済，エージェントプログラミングなど．

6．創発システム　人工生命，進化的計算，遺伝的アルゴリズム，免疫システム，強化学習，適応学習システム，コネクショニズムなど．

7．自然言語　自然言語理解，自然言語処理，対話処理，意図・談話理解，コーパス，機械翻訳，情報検索・抽出など．

8．パターン理解　画像認識・理解，シーン理解，動画像処理，視聴覚心理モデル，音声認識・理解，音声対話処理，パターン組織化・検索など．

9．認知と身体性　知能ロボット，移動体知能，認知アーキテクチャ，シンボル・グラウンディング，認知科学など．

10．ヒューマンインタフェース・知的学習システム　認知モデル，対話モデル，知的インタフェース，学習者モデル，教育戦略，知的CAI，対話的学習支援環境，協調学習支援など．

11．マルチメディア　仮想・拡張現実感，マルチモーダルインタフェース，メディア統合，知的プレゼンテーション，共有作業空間，マルチメディアデータベースなど．

12．生物情報　ゲノムデータベース，遺伝子解析，遺伝子制御ネットワーク，高次構造予測，分子進化，分子設計，分子計算，代謝経路解析，細胞シミュレーション，知識発見など．

13. AI応用　設計システム，診断システム，計画システム，知的制御システム，解釈・分析システム，コンサルテーションシステム，質問応答システム，社会・交通システム，医療支援システム，ECなど．

14．その他　ゲームとAI，芸術，感性情報処理，脳科学，認知科学，言語学，社会科学，システム科学などの分野で広い意味で人工知能に関連するテーマ．

実用AI体験ラボ展示募集

あなたのAIシステムを見せて下さい．AIに関連する実用システムを会場に展示し，AIの成果と将来を見学者に知ってもらいましょう．明らかに人工知能といえるシステムでなくても，またすぐに使えるシステムでなくても，「ここに人工知能があったらこんな風に役立つのになあ」というような展示でも歓迎です．それこそ，これからのAI研究のきっかけなのですから．また見学者からはアンケートで意見を募り，大会後プログラム委員会から展示者に該当する意見を送付します．実用AI体験ラボでの展示を希望される方は大会事務局まで連絡してください．

2000年度人工知能学会全国大会（第14回）一般講演論文申込用紙

発表カテゴリ*1	□近未来チャレンジ（サバイバル）　　□近未来チャレンジ（ニュー） □デジタルポスタ発表　　□口頭発表
論文該当分野*2

キーワード*3

題　　　目*4

使用希望機器*5	□OHP　　□VTR　　□PC用プロジェクタ　　□LAN

持ち込み予定機器　　　　　　　　*6
登壇者発表資格*7	□正会員　□学生会員　□非会員1（一般）　□非会員1（学生）　□非会員2（一般）　□非会員2（学生）


氏名（電子メール，所属）*8 （登壇者に○印）


JSAI2000デジタルアシスタントによる情報公開 *9	□許可します　　□JSAI2000開催日まで許可しません　　□許可しません
連絡および　原稿用紙送付先	所在地：〒機関名：所属名：氏　名： TEL： FAX：

*1　該当するものを一つ選択して下さい．プログラムの編成は希望をもとに行いますが，必ずしも希望に添えない場合もありますのであらかじめ御了承下さい．

*2　論文該当分野の表を参照して，該当する分野の番号を優先順に最大二つまで記入して下さい．

*3　論文の内容を表すキーワードを3から5語記入してください．

*4　この用紙をもとにプログラムを作成しますので，題目の変更はできません．

*5　発表に利用する機器を選択して下さい．会場によっては必ずしも希望に添えない場合もあります．

*6　発表のために持ちこむ機材とその台数を記入して下さい．（例：ノートPC，1台）

*7　該当するもの一つを選択して下さい．

*8　著者の氏名を記入して下さい．また所属を括弧書きして下さい．登壇発表者の氏名の前には○印をつけて下さい．

*9　JSAI2000デジタルアシスタントへのアブストラクト情報公開の可否を記入ください．特別な事情のある方はjsai2000@mic.atr.co.jpまで連絡ください．