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1H1-2 図面化のための視覚言語を用いたラフスケッチの清書化

6月20日(水) 09:00〜11:00 H会場
近未来「事例に基づくデザイン支援と評価基盤の構築」

演題番号1H1-2
題目図面化のための視覚言語を用いたラフスケッチの清書化
著者河野 正之 (和歌山大学院 システム工学研究科)
原田 利宣 (和歌山大学 システム工学部)
時間6月20日(水) 09:20〜09:40
概要現在,工業製品の形状設計に使用する曲線の創成は非常に多くの労力を必要とし,効率的でない。そこで,本研究ではデザイナが描いたスケッチを事例として用い,フェアリングされた曲線と同程度の美しい曲線を効率的に創成するシステムの開発を目的とした。具体的には,まずデザイナがなぞり描いた重なり合う曲線をひとつの図として認識させ,その濃淡の中央線を求める。次に求まった濃淡中央線を曲率単調曲線に分割し,各曲線の性質を分析して視覚言語に置換する。さらに,それら視覚言語を元の位置に再配置し,図面に利用可能な美しい曲線を得る。その結果,現状よりも効率よく美しい曲線を創成できる可能性が示された。
論文PDFファイル

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