演題番号 | 1F2-3 |
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題目 | 多次元音楽としての音声モデリングと音声模倣 |
著者 | 峯松 信明 (東京大学 大学院新領域創成科学研究科) 西村 多寿子 (東京大学 大学院医学系研究科) |
時間 | 6月20日(水) 15:00〜15:20 |
概要 | 幼児は両親とのインタラクション/音声模倣を通して言語を獲得すると言われる。しかし,親の声の物真似をする幼児はいない。音韻意識が未熟な彼らは個々の音をモーラに変換し,それを再生するという技は困難である。このような状態で音の何かを真似ている。九官鳥は音そのものを真似る。そのため優秀な九官鳥は,聞けば飼い主が同定できる。しかし幼児の場合は飼い主は同定できない。一体音の何を真似ているのだろうか?本稿では,この問いに対する筆者の考える回答(多次元音楽としての音声)を示し,種々の実験事実について述べる。 |
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