公開対談「震災からの復興に科学技術はどう貢献できるか」
- 日時:2011年6月3日(金) 10:35-11:55(80分)
- 対談者:
- 神成 淳司(慶応大学,復興構想検討部会員)
- 松原 仁(はこだて未来大学)
- 対談の概要:
東日本大震災の復興構想検討に際しては、政府より「単なる復旧ではない未来志向の創造的な取組」と位置づけられており、科学技術の叡智を活かした、被災地の中長期的な発展につながる復興構想の立案が求められている。的確な科学技術の活用は、震災復興計画の全体的な予算の抑制と効果性向上が期待されるものである。本セッションでは、神成が復興構想検討部会構成員としての立場を踏まえて復興構想における科学技術の役割について私見を述べ、松原がそれを受けて人工知能学会あるいは人工知能技術が復興構想にどのように貢献できるかについて意見を述べる。なお、神成がここで述べるのはあくまで私見であり、構想検討部会全体の意見とは必ずしも一致するものではないことをお断りしておく。