05月30日(Sat) 13:20~15:00 B会場(4F南/5F南-講堂)
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 認知科学とAIの再会 ―認知科学会とのコラボレーションセッション― S1: 学習の科学と工学の協同 ―「組み立てることによる学習」を題材として― オーガナイザ:三輪 和久氏(名古屋大学) 学習は,認知科学と人工知能学の協同を考えるにあたって,もっとも重要な探求と実践のフィールドを提供する.その協同とは,学ぶ過程を分析し,そのメカニズムを理解しようとする努力と,学ぶための環境を構成し,種々のメディアを用いて学習を促進しようとする努力という2つの努力が,他方に対する敬意に基づいて一つに出会うことである.認知科学は,実験と実践の両面において,学習の理解に関わる多くの実証的知見を積み重ねてきた.一方,人工知能技術を用いた学習支援研究は,学習を促進させるためのシステム設計に関わるいくつものデザイン原則を導き出している.両者が手を結べば,そこに学習に関わる新しい智慧がもたらされる.そこで本セッションでは,近年,学習科学,教育工学の領域において活発な検討が重ねられているインストラクショナルデザイン研究における知見を踏まえつつ,「組み立てることによる学習」ということを題材に,主に認知科学会を中心に展開されてきた学習科学研究と,人工知能学会で展開されている学習支援研究を出会わせ,議論を重ねることで,両学会の協同による学習に関する科学と工学のらせん的深化の方向性を探る. 
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| 時間 | 13:20~13:25 | 
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| 題目 | 趣旨説明 | 
| 著者 | 
三輪和久(名古屋大学) | 
| 時間 | 13:25~13:50 | 
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| 題目 | 1B3-CS-1 知能を組み立てることにより知能を知る | 
| 著者 | 
三輪 和久(名古屋大学大学院情報科学研究科メディア科学専攻) | 
| 論文 | PDFファイル | 
| 時間 | 13:50~14:15 | 
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| 題目 | 1B3-CS-2 学習課題の情報構造としての再定義とその内容に基づいて設計された活 動としての組み立てることによる学習 | 
| 著者 | 
平嶋 宗(広島大学 大学院工学研究科) | 
| 論文 | PDFファイル | 
| 時間 | 14:15~14:40 | 
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| 題目 | 1B3-CS-3 ロジャー・シャンクがたどった軌跡と組み立てる学習 | 
| 著者 | 
鈴木 克明(熊本大学大学院教授システム学専攻) | 
| 論文 | PDFファイル | 
| 時間 | 14:40~15:00 | 
|---|---|
| 題目 | 総合議論 | 
| 著者 | 
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