第52回知識ベースシステム研究会
・日時:2001年7月5日(木),6日(金)
・場所:大分大学 地域共同研究センター セミナー室
http://www.oita-u.ac.jp/
・テーマ:HAI (Human-Agent Interaction) および一般発表
・7月5日(木)
<HAIセッションI:感情と表情>
14:00-14:30
「人間と擬人化エージェントによる感情マッピングの相互学習」
山田誠二(東工大),山口智浩(奈良高専)
表情から感情へのマッピングをユーザと擬人化エージェントが相互に学習する枠
組みを提案する.
14:30-15:00
「交渉エージェントにおける表情の役割」
○湯浅将英,安村禎明,新田克己(東工大)
ネットワークを介した交渉における,人間と擬人化エージェント間での表情の役
割について.
<HAIセッションII:フレームワーク>
15:10-15:40
「コミュニケーションのためのユーザ適応型画像処理
〜 計算機媒介型表情コミュニケーションを具体例として〜」
○角所 考,美濃導彦(京都大学)
計算機媒介型表情コミュニケーションを具体例に,ユーザの主観に適応可能な画
像処理の重要性について議論する.
15:40-16:10
「人工物の身体的コミュニケーション」
○寺田和憲(通総研 西田プロジェクト),西田豊明(東京大学)
能動的人工物と人間との間に生じる機能的関係を最適化するための身体的コミュ
ニケーション実現方法について議論を行う.
<HAIセッションIII:ロボットと人間>
16:20-16:50
「対話者方向からのアピアランスに基づくジェスチャ生成」
○平松雅巳(大阪大学),八木康史(大阪大学),橋本浩一(東京大学)谷内田正彦
(大阪大学)
人間共存型ロボットにおいて,対話者の方向からのアピアランスに近いジェスチャ
を生成する手法を提案する.
【招待講演】
16:50-17:40
「日常活動型ロボット「ロボビー」:関係性に基づく人とロボットのコミュニケーション」
小野 哲雄(ATR知能映像通信研究所)
懇親会
・7月6日(金)
<HAIセッションIV:事例研究>
10:00-10:30
「ヒューマンメディアを用いた次世代プラント運転支援マルチエージェントシステム」
○溝口理一郎(大阪大学),五福明夫(岡山大学),小出誠二(石川島播磨重工
業株式会社),坂下善彦(湘南工科大学),遠藤隆也(NTTアドバンステクノロジ),
徳永幹雄(日石三菱株式会社)
通産省の支援を受けて5年間研究・開発を行ってきたマルチエージェントインタ
フェースシステムについて述べる.
10:30-11:00
「InterMediator エージェントによる e-ビジネスの支援」
石川 孝(日本工業大学)
e-ビジネスにおける顧客や運営者の情報活動を自律的に支援するInterMediator
エージェントの開発状況について報告する.
<一般セッション>
11:10-11:40
「様々な知識発見システムを比較可能にする環境の構築」
○菊池敏幸(北大),山本章博(北大/科技団)
発見の論理を基にして利用者が様々な知識発見システムの結果を比較可能にする
環境の構築について述べる.
11:40-12:10
「オーサリングツールを利用した教育・学習ログの活用の構想」
〇松田憲幸,白藤純,瀧寛和(和歌山大学)
教育や学習に利用する電子機器が記録した教育・学習ログの活用構想について.
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