人工知能学会 言語・音声理解と対話処理研究会(SLUD)第103回研究会を3月20〜22日に開催します。
このうち3月20日は第7回対話システムライブコンペティション(ライブコンペ)の本選として、
21、22日は一般セッション・特別セッション「発達障害とコミュニケーション」として開催します。
ライブコンペの口頭発表・授賞式は21日午前に開催予定です。皆さまふるってご発表くださいますようお願いいたします。
日時:2025年3月20日-22日(木-土)
会場:早稲田大学 早稲田大学 40号館 グリーン・コンピューティング・システム研究開発センター
〒162-0042 東京都新宿区早稲田町27
https://www.waseda.jp/inst/gcs/access/
参加費:無料
資料集:本研究会会員・賛助会員は郵送、非会員で希望される方には電子データでの販売を予定
参加資格:特にありません。人工知能学会および本研究会非会員の方でも参加・発表が可能です。
共催: 共催があれば
発表申込方法:
発表を希望される場合、下記URLより、必要事項をご記入の上、お申し込みください。
申込の際に、アブストラクト(発表概要)を400字以内で記載してください。
その後、研究会資料集の原稿をご提出いただきます。別途学会事務局より、原稿執筆案内をお送りいたします。
発表申込先URL:
https://www.ai-gakkai.or.jp/sig-system/sigusers/presenter_add/slud/slud103
(アブストラクトは400字以内)
各締切日程は下記のとおりです。
発表申込締切日: 2025年2月3日(月)
研究会資料集原稿締切日:2025年2月14日(金)
研究会資料集発行日: 2025年3月6日(木)
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募集内容は下記をご覧ください。
申し込み方法や各種締切は上記の通り共通です。
[1] 募集内容(特別セッション)
[2] 募集内容(一般セッション)
[3] 募集内容(第7回対話システムライブコンペティション)
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[1] 特別セッション:「発達障害とコミュニケーション」
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日時:2025年3月21日-22日(木・金)
発達障害のある人々が直面する課題のひとつに、コミュニケーションの困難が指摘されてきました。
これまで指摘されてきた課題としては、発話内容の適切な理解や会話中の適切な発話の産出など多岐にわたります。
そして、これらの課題に対峙してきた研究も、治療的な観点だけではなく、
障害をもった人々が独自ではあるが適切なやり方でコミュニケーションを行っていることを示唆する研究まで多様なものが存在しています。
本特別セッションでは、発達障害のある人々が参与したコミュニケーションを対象とした実験をベースとした定量的研究から、
観察をベースとした定性的研究、また障害を支援するシステム構築の提案といった様々な背景・アプローチによる研究発表を幅広く募集します。
本特別セッションでは、早稲田大学の大森幹真先生をお招きしてご講演いただく予定です。
特別セッションおよび一般セッションの投稿原稿のページ数は、第1種研究会原稿執筆案内
(原則6枚以内 https://www.ai-gakkai.or.jp/pdf/sig/sig_manuscript.pdf)に準じます。
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[2] 一般セッション
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日時:2025年3月21日-22日(木・金)
下記分野を中心に発表を募集いたします。
音声対話モデル、対話による概念理解と形成、対話のためのプランニング、
音声処理、音声言語処理、自然言語理解、自然言語処理、計算言語学、
統計的言語モデル、マルチモーダル・インタラクション、
マルチメディア・インターフェイス技術、インタラクティブ・システム、
コミュニケーションモデル、ユーザモデリング、意図理解、心理モデル、
エスノメソドロジー、会話分析、社会言語学、理論言語学、認知言語学、認知意味論
特別セッションおよび一般セッションの投稿原稿のページ数は、第1種研究会原稿執筆案内
(原則6枚以内 https://www.ai-gakkai.or.jp/pdf/sig/sig_manuscript.pdf)に準じます。
一般発表・特別セッションの問合わせ先(担当幹事):牧野遼作(早稲田大学)
Email: jsai-slud-info(at)googlegroups.com
備考:
・プログラムの振り分けは、研究会にご一任ください。
・発表時間については、質疑応答を含め、25〜30分とさせていただく予定です。
・申込内容および過去のご発表履歴に基づき、研究会が対象とする分野の範囲外、
あるいは、研究会発表にふさわしくない内容と判断される申し込みについては、
お断りすることがありますので、予めご了承ください。
・情報保障等特別なサポートを希望される方はご相談ください。可能な範囲で対応致します。
・人工知能学会研究会への投稿論文に関する著作権規程が2017年7月に制定されました(過去の著作物にも遡って適用されます)。
発表者の皆様におかれましては、同規定を遵守の上、原稿のご執筆をお願いいたします。
https://www.ai-gakkai.or.jp/pdf/sig/sig_copyright.pdf
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[3] 第7回対話システムライブコンペティション
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対話システムライブコンペティション(ライブコンペ)とは、オーディエンスの前で実際に対話システムを動作させ、評価を行うイベントです。
これまでに6回実施してきており、いずれも好評を博してきました。今回は7回目の開催となります。
昨年度は、所定のシチュエーションの中で状況にあった人らしい対話を行う能力を競う「シチュエーショントラック」のみを実施しました。
しかし、近年、対話システムがますます人々の課題解決の多様化と効率化において重要な役割を果たすようになってきました。
このような背景を踏まえ、今年度は「シチュエーショントラック」に加えて、高度な課題においてタスク達成を実現する能力を競う「タスクトラック」も実施します。
第103回研究会では、ライブコンペの本選が実施され、予選を勝ち抜いたシステムが競います。参加者の投票で順位が決まりますので、ぜひご参加ください。
なお、第7回対話システムライブコンペティションに関する発表は、エントリされたチームのみが可能となっており、
エントリはすでに締め切っておりますのでご了承ください。
第103回研究会では、3/20に本選、本選参加チームによるポスター発表が行われます。
3/21の午前中には口頭発表および表彰式が予定されています。
詳しい情報は以下のサイトをご確認ください。
https://sites.google.com/view/dslc7
オーガナイザ(五十音順)
稲葉通将(電通大)
岩田伸治(サイバーエージェント)
宇佐美まゆみ(東京外大)
大萩雅也(SBIntuitions)
菊池浩史(早稲田大)
児玉貴志(NII)
小室允人(千葉大)
斉志揚(電通大)
境くりま(ATR)
佐々木裕多(東京科学大)
佐藤志貴(サイバーエージェント)
高橋哲朗(鹿児島大)
西川寛之(明海大)
東中竜一郎(名大)
船越孝太郎(東京科学大)
船山智(ATR)
邊土名朝飛(サイバーエージェント)
牧野遼作(早稲田大)
港隆史(ATR/理研)
守屋彰二(東北大)
山崎天(SBIntuitions)
楊潔(早稲田大)
李晃伸(名工大)
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付記
※人工知能学会の研究会資料(第一種)の扱いについて
人工知能学会第一種研究会に投稿された研究会資料は紙冊子として発行されると同時に、
学会事務局で資料ID(※1)を付与した上で学会文献提供サイト「J-STAGE」
(SIG-SLUDは https://www.jstage.jst.go.jp/browse/jsaislud/-char/ja )上のPDFファイルとして掲載されます。
発行日(※2)から一年間(エンバーゴ期間)は、PDF閲覧時に認証を求められますが、研究会登録メンバーは無料で閲覧可能です。
認証のための購読者番号やパスワードはオンライン会員情報管理システム
(https://www.e-naf.jp/JSAI/member/login.php)にログインし「学会からのお知らせ」にてご確認下さい。
なお、エンバーゴ期間中、研究会登録メンバー以外の方は、stores(https://jsaioffice.stores.jp/)にて購入いただけます。
(※1)研究会資料ID付与規則の変更(2021年4月)
研究会資料ID(論文ID)の付与ルールを下記のように統一しました。
資料ID: [研究会名略称]-[開催回(3桁)]-[発表順(2桁)] 例:SIG-SLUD-021-03
開催回: 研究会の通算の開催回数 例:21
発表順: 当該開催回での論文の発表順 例:3
(※2)紙媒体の奥付に記載された発行日