第13回 言語・音声理解と対話処理研究会 (SIG-SLUD)
日時: 1996年2月9日(金)
場所: 筑波大学・大塚キャンパス G-203教室
(〒112 東京都文京区大塚3丁目29-1, Tel:03-3942-6869)
(地下鉄丸の内線茗荷谷駅下車徒歩3分)
チュートリアル参加費:
研究会登録会員/学生2000円, 研究会非登録会員/賛助会員4000円, 非会員6000円
< 9:00 - 12:00:チュートリアル・セッション>
(1) 対話研究に役立つ基礎的概念
土屋 俊 (千葉大学)
(2) 対話研究の新しい流れ
石崎 雅人 (ATR音声翻訳通信研究所), 小磯 花絵 (千葉大学)
(3) 話し言葉における非文法的現象とその機械的処理
伝 康晴 (ATR音声翻訳通信研究所)
<13:00 - 15:00:一般講演>
(4) 音声対話における発話の動機と話題
池田 良忠, 野村 康雄 (関西大学), 山下 洋一, 溝口 理一郎 (阪大産研)
音声対話における話題遷移をモデル化するため、発話を動機に基づい
て分類し動機と話題遷移の関係についての考察を行う。
(5) 千葉大学地図課題コーパス作成・利用環境について
小磯 花絵, 堀内 靖雄, 佐々木 聡, 吉野 文, 仲 真紀子, 土屋 俊, 市川 熹 (千葉大), 石崎 雅人, 岡田 美智男 (ATR), 鈴木 浩之 (ディジタル・ビジョン・ラボラトリーズ), 中野 有紀子 (NTT)
1994年度に集録した課題対話に時間情報などを付加して、転記作業を
行ったので、その基準、ツールと問題点について報告する。
(6) 談話構造の伝達を目的とする発話の生成
杉山 聡, 乾 健太郎, 徳永 健伸, 田中 穂積 (東工大)
発話権の交替が自由な対話において柔軟な談話プランニングを実現す
る戦略について検討し, 計算機どうしの対話実験によってこれを評価
する.
<15:30 - 17:30>
(7) 一般化{LR}構文解析法による文中の複数個所の誤りの検出と修正
今井 宏樹, 奥村 学 (北陸先端大)
一般化LR構文解析法に基づいて文中の複数個所の構文的な誤りを検出
し修正する手法を提案し,実験によりその有効性を評価した.
(8) 発話タイプ付きコーパスを用いた確率的対話モデルの自動生成
北 研二, 福井 義和 (徳島大), 森元 逞 (ATR)
エルゴードHMM および状態マージング手法を用いて、発話タイプ付き
の対話コーパスから対話構造を自動獲得する実験を行なったので、そ
の結果を報告する。
(9) Prosodic analysis of various disfluencies in {Japanese}
Felix C M. Quimbo II, Tatsuya Kawahara, Shuji Doshita (京大)
The prosodic properties of Japanese disfluencies were analyzed
using read speech and spontaneous speech with a view towards
a general prosodic model of disfluencies and their nondisfluent
counterparts.
(10) 協調問題解決におけるコーパスに基づく対話モデル
森川 恵美, 中里 収, 田中 修一, 白井 克彦 (早稲田大)