第18回 言語・音声理解と対話処理研究会 (SIG-SLUD)

日時: 1997年6月6日(金)
場所: 京都大学 工学部 情報工学教室 第二講義室
   (606-01 京都市左京区吉田本町)
   交通案内

<11:00-12:20>

(1) 音声言語を用いた仮想空間との対話による試着システム

    田中 克明, 河原 達也, 堂下 修司 (京大)

    仮想空間との対話における音声言語の有効性について考え、音声言語
    による仮想試着システムを設計・製作した。

(2) 漸次的発話産出における言い直しとそのシミュレーション

    羽尻 公一郎, 岡田 美智男 (ATR), 小川 均 (立命館大)

    心理言語実験を行ない漸次的発話における言い直しのデータを収集し
    た.さらにその分析に基づく漸次的発話生成モデルによる,言い直し
    のシミュレーション結果について報告する

<13:30-14:50>


(3) 人間との対話による対話システムの評価について

    橋田 浩一 (電総研), 伝 康晴 (奈良先端大)

    WWWを介して多数の人間と対話システムとを対話させることにより対話
    システムを評価する試みについて述べる。


(4) 日本語地図課題対話コーパスの基礎的統計(1)

    中野 有紀子 (NTT), 仲 真紀子, 堀内 靖雄, 吉野 文, 土屋 俊, 市川 熹 (千葉大), 石崎 雅人 (NTT), 岡田 美智男, 小磯 花絵 (ATR), 鈴木 浩之 (ディジタル・ビジョン・ラボラトリーズ)

    日本語地図課題対話を公開するための転記テキストおよび音声データ
    並びにその相互関係の表現に関する諸問題とその解決方法を議論する。

<15:10-16:30>


(5) 重点領域研究「音声対話」における音声コーパス

    板橋 秀一, 山本 幹雄 (筑波大), 河原 達也 (京大)

    平成5~7年度に行なわれた文部省重点領域研究「音声対話」により
    作成した音声コーパスについて、その設計方針、仕様、内容の概要等
    について紹介する。

(6) 談話タグワーキンググループ活動報告

    荒木 雅弘 (京大), 市川 熹 (千葉大), 青柳 達也 (筑波大), 石崎 雅人 (NTT), 伊藤 敏彦 (豊橋技科大), 柏岡 秀紀 (ATR), 熊谷 智子 (国研), 小磯 花絵 (奈良先端大), 田本 真詞 (NTT), 土屋 俊 (千葉大), 中里 収 (名桜大), 堀内 靖雄 (千葉大), 前川 喜久雄 (国研), 村上 雄大 (電通大), 山下 洋一 (阪大), 吉村 隆 (電総研)

    本WGは、話題・発語内行為・相槌・談話標識などの談話タグに関する
    標準化案の作成と、タグ付きコーパスの共有を目的として活動してい
    る。今回は中間報告としてこの1年間の活動報告を行う。

<16:30-17:00>

堂下研究室 見学