関連研究者のみなさま,
人工知能学会 言語・音声理解と対話処理研究会(SLUD)第74回研究会の
プログラムが決まりましたので,ご案内いたします.
今回は,特別セッションとして「社会的知能とインタラクション」を設け,
招待講演者として岐阜大学の寺田和憲先生をお招きします.
皆様のご参加を心よりお待ちしております.
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[1] 日時・場所
[2] プログラム
[3] 人工知能学会の研究会資料(第一種)の扱いについて
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[1]第74回 人工知能学会 言語・音声理解と対話処理研究会(SIG-SLUD)
(テーマ:特別セッション「社会的知能とインタラクション」および一般
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日 時:2015年7月22日 (水)
場 所:千葉大学西千葉キャンパス人文社会科学系総合研究棟2階
マルチメディア会議室
http://www.chiba-u.ac.jp/campus_map/nishichiba/
参加費:無料
資料集代:1,500円 (ただし人工知能学会の学生会員は無料)
[3]人工知能学会の研究会資料(第一種)の扱いについて
もご覧ください.
参加資格:特にありません.人工知能学会および本研究会非会員の方でも
参加可能です.
問合せ先:水上悦雄
(情報通信研究機構先進的音声翻訳研究開発推進センター
先進的音声技術研究室)
Email: etsuo.mizukami(at)nict.go.jp
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[2] プログラム
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7月22日(水)
※発表時間35分(発表25分+質疑10分)
11:00~11:10 オープニング
11:10~12:20 一般セッション:対話システム
1. 雑談対話における話題継続願望判定の検討
別所克人・東中竜一郎・大塚淳史・牧野俊朗・松尾義博(NTT)
2. 効率的な情報伝達を指向した音声対話システムの提案
藤江真也(千葉工業大/早稲田大)・福岡維新・麥田愛純・高津弘明・
林良彦・小林哲則(早稲田大)
12:20~13:30 昼休憩
13:30~14:30 特別セッション:社会的知性とインタラクション1
3.【招待講演】ロボットの心と知性
寺田和憲(岐阜大)
概要:マキャベリ的知性仮説によると,心は社会における複雑な利害関係の中で
搾取や欺きを行う,またそれらを防ぎ協力行動を可能にするために進化的に獲得
された知能である.
本発表では,この前提にもとづき,人がロボットに心を感じるかどうかについて
調べた実験の結果を示しながら,心という抽象状態の適応的価値,振舞い予測に
おける心的状態帰属の機序と機能について議論する.
14:30~14:40 休憩
14:40~16:25 特別セッション:社会的知性とインタラクション2
4. 模倣と創造への芸術的アプローチ:発達障害研究による身体イメージの
アナザーモデル構築
村上泰介(愛知産業大)
5. コンサルティング会話構造の共関心分析
片桐恭弘(はこだて未来大)・高梨克也(京都大)
6. 意思決定プロセスにおけるベテランファシリテーターの合意形成の分析
大塚裕子(はこだて未来大)・高梨克也(京都大)
16:25~16:35 休憩
16:35~17:45 一般セッション:会話・コーパス
7. 説明行為の質の推定に向けた会話者のマルチモーダル情報モデリング
岡田将吾・米航・新田克己(東京工業大)
8. 大規模日常会話コーパスの構築に向けた取り組み-会話収録法を中心に-
小磯花絵・石本祐一(国語研)・菊池英明(早稲田大)・坊農真弓(情報学研)・
坂井田瑠衣(慶応大)・渡部涼子・田中弥生(国語研)・伝康晴(千葉大)
17:45~17:50 クロージング
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[3]人工知能学会の研究会資料(第一種)の扱いについて(2015年度より)
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2015年4月以降に人工知能学会第一種研究会に投稿された研究会資料は
紙冊子に掲載されると同時に,学会事務局で資料ID(※1)を付与した上で
学会文献提供サイト「AI書庫」(https://jsai.ixsq.nii.ac.jp/ej/ )上のPDF
ファイルとして閲覧可能となります.
発行日(※2)から一年間は,一本あたり(非会員 600円+消費税,学会員 300円
+消費税,登録会員 0円)にて販売します.一年間の保留期間(エンバーゴ)後は
無料購読できるようになりオンライン公開されます.
なおAI書庫上のデータには,標準的な識別子(番号)は付与されませんが,一般的
な検索エンジンや国立情報学研究所が提供するCiNiiなどから容易に検索できる
ようになります.
(※1)研究会資料ID付与規則の変更(2015年度より)
研究会資料ID(論文ID)の付与ルールを下記のように統一しました.
資料ID: [研究会名略称]-[巻(3桁)]-[号(2桁)] 例:SIG-SWO-021-03
巻: 研究会の通算の開催回数 例:21
号: 特定の回での論文の発表順 例:3
頁: 研究会毎に以下の何れかのポリシーで付与する.
A) 各回でページナンバリングしている場合は,そのページ情報を使用
B) そうでない場合には、発表毎に「pp. 1-論文のページ分量」
(※2)紙媒体の奥付に記載された発行日
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