関連研究者のみなさま
人工知能学会 言語・音声理解と対話処理研究会(SLUD)第86回研究会を
下記の要領で開催いたします.
今回のSLUDでは,通常の一般セッションに加え,
特別セッション「対話における共通理解基盤の形成・維持・利用」を設けます.
たくさんのご参加をお待ちしております.
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第86回 言語・音声理解と対話処理研究会
日時:2019年8月31日(土)
会場:電気通信大学100周年キャンパス 100周年記念ホール
(東京都調布市小島町1-1-1 UECアライアンスセンター1F)
https://www.uac.uec.ac.jp/access.html
参加費:無料
資料集代:1,500円(人工知能学会の学生会員は無料)
参加資格:特にありません.
人工知能学会および本研究会非会員の方でも参加可能です.
参加方法:
・当日会場入り口にて受付をお願いします.
事前登録していただけると受付での用紙記入の手間がかかりません.
リンク先のWebページより事前登録をお願いいたします.
https://ai-gakkai.or.jp/sig-system/sigusers/add/slud/slud86
照会先:杉山弘晃(NTT)
Email: h.sugi(あっと)ieee.org
備考:
・情報保障等特別なサポートを希望される方はご相談ください.可能な範囲で
対応致します.ただし,費用負担はご本人にお願いしております.
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● プログラム(発表は目安として発表20分、質疑10分)
12:15 受付開始
12:30-12:35 オープニング
12:35-13:35 特別セッション(2件)
1. 対話システムにおける基盤化処理
中野幹生((株)ホンダ・リサーチ・インスティチュート・ジャパン)
2. Intelligence in Loop
岩橋直人(岡山県立大学)
13:35-13:50 休憩
13:50-14:50 特別セッション・招待講演
3. インタラクションにおける基盤化と非言語行動
片桐恭弘(はこだて未来大学)
14:50-15:05 休憩
15:05-16:35 一般セッション(3件)
4. ヒューマンロボットインタラクションコーパスへの焦点アノテーションの基準と予備的分析
春日悠生・井上昂治・山本賢太・高梨克也・河原達也(京都大学)
5. 頷きの頻度と生起位置:音声言語と手話言語の比較
田頭未希(東海大学 国際教育センター)
6. ポライトネス及び配慮表現コーパス作成と分析手法の一考察 ~対人関係を考慮した対話システムの適用に向けて~
太田博三(放送大学)
16:35-16:40 クロージング
17:30 懇親会(予定)
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● 特別セッション:対話における共通理解基盤の形成・維持・利用
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対話は対話参加者間の共同活動と捉えることができます.その活動を達成するため,
私達は他者との対話において,対話相手との間で様々な知識や信念を共有(基盤化:Grounding)し,
対話を進める基礎(共通理解基盤)として利用しています.
私達が共通理解基盤として利用する情報には,対話中で直接的に話者から提示された情報以外にも,
対話相手が容易に推論可能であると想定される情報や,文化や環境を通して無意識に共有される情報も含まれます.
共通理解基盤の形成・維持過程や,後続する対話における共通理解基盤の利用方法について分析することで,
人と人とのコミュニケーションを深く知ることができるとともに,
人とシステムのコミュニケーションもより豊かにできると考えられます.
今回の特別セッションでは,はこだて未来大学の片桐恭弘先生をお招きし,
「インタラクションにおける基盤化と非言語行動」をテーマにご講演いただきます.
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※人工知能学会の研究会資料(第一種)の扱いについて
2015年4月以降に人工知能学会第一種研究会に投稿された研究会資料は紙冊子に
掲載されると同時に,学会事務局で資料ID(※1)を付与した上で学会文献提供
サイト「AI書庫」(https://jsai.ixsq.nii.ac.jp/ej/ )上のPDFファイルとして
閲覧可能となります.
発行日(※2)から一年間は,一本あたり(非会員 600円+消費税,学会員 300円
+消費税,登録会員 0円)にて販売します.一年間の保留期間(エンバーゴ)後は
無料購読できるようになりオンライン公開されます.
なおAI書庫上のデータには,標準的な識別子(番号)は付与されませんが,一般
的な検索エンジンや国立情報学研究所が提供するCiNiiなどから容易に検索でき
るようになります.
(※1)研究会資料ID付与規則の変更(2015年度より)
研究会資料ID(論文ID)の付与ルールを下記のように統一しました.
資料ID: [研究会名略称]-[巻(3桁)]-[号(2桁)] 例:SIG-SWO-021-03
巻: 研究会の通算の開催回数 例:21
号: 特定の回での論文の発表順 例:3
頁: 研究会毎に以下の何れかのポリシーで付与する.
A) 各回でページナンバリングしている場合は,そのページ情報を使用
B) そうでない場合には,発表毎に「pp. 1-論文のページ分量」
(※2)紙媒体の奥付に記載された発行日