萌芽研究会セッションの採択決定

2021年度人工知能学会合同研究会では、新たな試みとして「萌芽研究会セッション」」を開催します。これは「萌芽的な研究テーマや学際的課題など,既にある人工知能学会の第一種・第二種研究会には収まらないテーマについて深い議論を行う」ことを目的とした、皆様からの提案に基づくセッションです.今回は1件のセッションが採択されました。

萌芽研究会セッションは、人工知能学会全国大会におけるオーガナイズドセッション(OS)とは異なり、将来的に研究会へと発展することも視野に入れた「新しい研究分野の創出」や「コミュニティ形成の」場としての位置づけております.ぜひ皆様のご参加と活発なご議論をよろしくお願いします。

本セッションに聴講参加を希望される方も、合同研究会への参加登録が必要です。「参加登録」よりお申し込みの上,ご参加ください。

 

「AI Safety & Security」

オーガナイザ:

大塚 玲(情報セキュリティ大学院大学)
櫻井 幸一(九州大学)
榊 剛史(株式会社ホットリンク)

内容:

近年、AI技術を利用した多くの製品やサービスが世の中に浸透してきており、AIの意思決定が人々の生命や多くの産業に影響を与えるものになっている。AIによる自律的な意思決定から人間が徐々に排除されていく中で、設計原理としてAIのセキュリティを考慮する必要性が高まっている。本セッションでは、AIのセーフティとセキュリティに関する誤動作、攻撃、防御、追跡、分析を含む新しいアイデアを広く模索し、研究を深めることを目的とする。

キーワード:

・セキュリティ
・セーフティ
・頑健性
・プライバシー
・フォレンジクス

開催日:

11月26日(金)