第7回:テレビゲームへの人工知能技術の利用
森川 幸人
近年ゲームは,キャラクターの生態や振る舞いにもリアリティーが求められるようになりました.ゲームの定義はどんどん拡大され,仮想生命を飼うようなものもゲームの1ジャンルとして許容されるようになってきました.AI技術を利用した仮想ペットをモニターの中で育てるゲームや仮想生物が自律的に進化するゲームの開発を試みました.
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vol.14
no.2掲載
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第8回:災害時における意志決定支援システム
野中 久典,正嶋 博
官庁や自治体の防災センタなどで用いられる次世代型の防災情報システムとして提案しました,災害対策業務の迅速で確実な実行を支援する方式およびシステムについて説明します.
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vol.15
no.3掲載
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第9回:次世代生産システムへのエージェントによるアプローチ
和田 英彦
生産環境の要求の急激な変化には,現在の生産システムでは対応しきれず,新たな要求に素早く対応できる柔軟性を持つこと,すなわち,変種変量生産が実現できることが,次世代の生産システムに強く求められています.この柔軟性を実現するために,我々は個々の生産物と,生産ラインに設置された装置にそれぞれエージェントを対応させることにより,協調性および自立性を持たせた自律分散型のシステムの実現を目指しています.
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no.4掲載
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第10回:電気製品の品質監視システム
−データマイニング技術の応用−
堀 聡,落合 美紀,浜田 義弘,井村 和重
電気機器メーカーでは,製品の修理,即ちアフターサービスと市場品質を顧客満足の工場の面だけでなく,アフターサービス費用削減の面からも非常に重視しています.近年修理伝票が電子化され,毎日,数百数千の修理伝票がデータベースに蓄積されるようになりました.筆者らは,この修理伝票データベースを分析し,品質異常の早期発見を支援するシステムを開発し,日々の実務で利用しています.
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no.5掲載
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第11回:カスタマーセンター支援システム
岡本 青史,関口 実,三末 和男,西野 文人
顧客のサポート業務を行うコールセンターに,近年,大きな変化が起こっています.一つは,電子メールなどのコミュニケーションチャンネルの多様化です.もう一つは,コールセンターが単なる問い合わせの対応業務だけでなく,顧客との対話を通じて,顧客の嗜好や関心を抽出する場としても位置づけられるようになってきています.このような変革をとげたコールセンターをカスタマーセンターと呼び,その構築や運用を支援するためのシステムを解説します.
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vol.15
no.6掲載
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