05月31日(Sun) 15:20〜16:50 N会場(研究棟2F-小講義室 (R781))
演題番号 | 2N4-OS-16a-2 |
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題目 | 「知の身体性」基盤としての「いのち」の身体性 |
著者 | 跡見 順子(東京農工大学工学部材料健康科学講座) 清水 美穂(東京農工大学工学部材料健康科学講座) 藤田 恵理(東京農工大学工学部材料健康科学講座) 跡見 友章(帝京科学大学医療科学部理学療法学科) 廣瀬 昇(帝京科学大学医療科学部理学療法学科) 田中 和哉(帝京科学大学医療科学部理学療法学科) 長谷川 克也(宇宙航空研究開発機構) |
時間 | 05月31日(Sun) 15:38〜15:56 |
概要 | 一昨年の諏訪正樹との”自分の生“に照らして、生物(動物)でありながら文化的存在として生きる人間や、生命科学者としての自分自身の研究の立ち位置について「モノゴト四階層」を考える試みは、半世紀、動く身体、制御しうる身体を知の身体性基盤にしようと努力してきた発表者の立ち位置を明解にする切り口として有効であった。「身体性」が欠除している社会において、その基盤となるべき人間の「いのち」そのものの身体性が欠除した現代社会の脆弱性が、超高齢社会における健康問題のみならず人間社会における軸となるべき「いのちの尊厳」さえも抹消しつつある。自殺率、STAP細胞、科学者の不正、社会の右傾化などの根底に公的議論にのらないままに旧態依然の知の基盤において技術のみが先行する社会の脆弱性をより強めている。今回は、 19世紀以来の科学技術と情報科学や教育のあり方の問題点について、「人間のいのち」の身体性基盤から解く。 |
論文 | PDFファイル |