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1N2-OS-1b-12 物語構造における「反復」の装飾性

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06月12日(Tue) 15:30〜20:00 N会場(-クリエイティブ・スペース赤れんが/1F)
1N2-OS-1b オーガナイズドセッション「OS-01 ことば--コンピュータ--コミュニケーション」

演題番号1N2-OS-1b-12
題目物語構造における「反復」の装飾性
著者小田 淳一(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所)
時間06月12日(Tue) 18:50〜19:10
概要物語テクストに頻出する様々なレベルにおける「反復」は,同一レベルの同一単位について以外にも,隠喩や換喩,或いは提喩などの転義的操作を経たものや,更に微細な類似性に基づくものまで認められる.このような反復は,旋律を装飾する変奏の一種で,定旋律を他声部が模倣的に先取りする手法である「前模倣」に比することが出来る.本報告は『千一夜物語』のテクストを対象として,装飾としての反復について考察する.
論文PDFファイル