05月13日(Tue) 15:20〜17:00 N会場(60人-看護研修センター 訪問看護研修室(1+2))
演題番号 | 2N4-OS-03a-1 |
---|---|
題目 | 偶然を手なずける運動としての探索 |
著者 | 松野 孝一郎(長岡技術科学大学) |
時間 | 05月13日(Tue) 15:20〜15:40 |
概要 | 内部観測運動を特徴づける偶然は必然から生じる。その必然を裏打ちするのは経験の場で成り立つ保存則であり、典型例は確率保存である。その確率保存へ志向する運動が偶然に由来する。特に、完備された確率分布を伴うことなく確率保存が実現されるとき、それを担う運動体は、自らの生起確率を「1」に漸近させ、それへの方途を探索する行為体と同一視される。この探索は、計算可能な手続きを越える、内部観測としての行為である。 |
論文 | PDFファイル |