演題番号 | 1L2-3 |
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題目 | 事例紹介講演2 囚人のディレンマの解決をめざして —経済行動とfNIRS解析— |
著者 | 西條 辰義(大阪大学 社会経済研究所) |
時間 | 06月01日(Wed) 15:15〜15:50 |
概要 | 囚人のジレンマにおける被験者実験において被験者がほぼ100%協力するメカニズムの開発に成功している.メイト・チョイス・メカニズムである.被験者がどのように行動しているのかに関わるゲーム理論的な仮説は複数(ナッシュ均衡,サブゲームパーフェクト均衡,進化論的に安定的な均衡など)存在し,実験データから「弱支配された戦略のバックワード消去」のみがサポートされている.この行動原理と脳機能計測法の一つである近赤外光脳機能イメージング装置(fNIRS)を用いた実験解析の関連がどのようになっているのかが本報告のテーマである.さらには,今回の研究を通じて,神経経済学実験を行う上での脳機能計測の問題点やその対処法などについても検討したい. 特別セッション |