論文募集

2013年度人工知能学会全国大会(第27回) JSAI2013

日程  2013年6月4日(火)- 6月7日(金)
テーマ  人と自然と技術の調和
会場  富山国際会議場(〒930-0084 富山市大手町1-2)ほか
(JR富山駅からバス5分,市電7分,徒歩15分程度)
基調講演  山口高平 会長 (慶応義塾大学)
招待講演  William Clancey 博士 (NASA Ames チーフサイエンティスト)
“Working on Mars”
特別講演  講演1:井上 克巳 教授(国立情報学研究所)
講演2:堀田 裕弘 教授(富山大学)
特別企画  国際オーガナイズドセッション
新企画  学生奨励賞(インタラクティブセッションでの優秀な発表に対して)
参加者交流会  6月6日(木) 於 グランドプラザ(〒930-0083 富山市総曲輪3-8-39)
※参加無料

2013年度の全国大会では,昨年までと同様に口頭発表に加え,インタラクティブ発表を企画しています.また,一般発表セッション,オーガナイズドセッション,近未来チャレンジセッション,特別企画として国際オーガナイズドセッションを企画しています.どうぞ奮ってご投稿いただき,自然豊かな富山市で研究交流の輪を広げてください.

発表申込 (WWWによる申し込みのみを受け付けます)

  • 申込方法:発表受付システムよりお申込みください.
  • 申込期間: 2013年1月21日(月)? 1月31日(木)2月4日(月)午後2時厳守
  • 論文の要件:論文該当分野に示される人工知能およびその関連分野の学術論文,事例報告またはソフトウェアのデモンストレーション.言語は日本語または英語とします.
  • 申込件数の制限:発表者は各発表カテゴリについて最大1件まで申し込めます.
  • 論文の採択:一般論文の採択はプログラム委員会において決定いたします.結果は2013年3月上旬までに通知します.
    ※採択通知後の変更は原則認められませんのでご注意ください.
    ※採択通知後に発表を取り消された場合も発表費はお支払いいただきます.
  • 論文集原稿提出期間:2013年4月5日(金)?4月11日(木)15日(月)午後2時厳守
    ※これ以降の受付を一切認めません.
  • 論文集原稿:採択論文については,Webページで指定した形式に従ってPDFファイル原稿2?4ページ(約4,000?8,000字相当)を電子的に提出していただきます.
  • 論文の事前閲覧:大会に先立ち,採択された全論文のPDFファイルを2013年5月24日(金)以降にWebで公開します.特許出願の際には,この日程にご留意ください.

参加費

論文集代金込みです.発表参加者は2013年5月1日(水)までに,聴講参加者は5月22日(水)までに,ご入金ください.
なお,下記の表のように,非会員の方は人工知能学会へ入会されることにより大幅なディスカウントがあります.この機会に,ぜひご入会をお勧めいたします.人工知能学会への入会手続きはhttp://www.ai-gakkai.or.jp/jsai/info/member_join.htmlからできます.

会員 非会員
正会員*2 学生会員 一 般 学 生
参加費 10,000円 5,000円 20,000円 9,000円
発表費*1 3,000円 3,000円 5,000円 5,000円

*1:発表者の方は参加費と発表費を合わせてお支払ください.2件目からの発表は発表カテゴリ数分お支払ください.
  • 例1:正会員が,論文Aを一般セッションS1で発表(口頭発表)する場合,費用は13,000円(10,000円+3,000円)となります.
  • 例2:正会員が,論文Aを一般セッションS1で発表(インタラクティブ発表)する場合,費用は13,000円(10,000円+3,000円)となります.
  • 例3:正会員が,論文Aを一般セッションS1で発表(口頭発表とインタラクティブ発表の両方)する場合,費用は13,000円(10,000円+3,000円)となります.
  • 例4:正会員が,論文AをオーガナイズドセッションS2で発表(口頭発表とインタラクティブ発表の両方)する場合,費用は13,000円(10,000円+3,000円)となります.
  • 例5:正会員が,論文Aを一般セッションS1で,論文BをオーガナイズドセッションS2で発表する場合,費用は16,000円(10,000円+3,000円x2件)となります.
連名の著者に関する制限はありません.なお,オーガナイズドセッション希望の発表に関しては一般セッションに回っていただく場合もありますので,あらかじめご了承ください.それにより,一般セッションでの口頭発表が2件になる場合はいずれかの発表を取り下げていただきます.
*2:賛助会員の聴講参加につきましては, 会費口数1口あたり5名までを正会員扱いとさせて頂きます.

大会優秀賞

プログラム委員会で発表論文を審査し,一般セッション,オーガナイズドセッション(招待講演以外),近未来チャレンジセッションの発表の中から大会優秀賞を数件選出し,学会誌上において表彰します.なお,発表カテゴリは選考に影響しませんが,論文提出のない発表は対象外となります.
  • 口頭発表部門:口頭発表の中から大会優秀賞を数件選出し,学会誌上において表彰します.
  • 国際OS部門:口頭発表の中から大会優秀賞を数件選出し,学会誌上において表彰します.
  • インタラクティブ発表部門:インタラクティブ発表の中から大会優秀賞を数件選出し,学会誌上において表彰します.また,新たな試みとして,インタラクティブセッションにて優秀な発表を行った学生に対して,学生奨励賞を授与する予定です.

速報論文制度

新規性があり論文としての完成度の高いものを,速報論文として人工知能学会論文誌の論文特集号に投稿することを推薦します.推薦を受けた論文は,2名の推薦者から投稿へ向けたアドバイスを得ることができます.選考は事前に推薦を希望した論文を対象とします.推薦を希望する申し込み者は,必ず600字程度のアピール文と共に4ページの原稿を提出してください.アピール文の書式は,原稿受付時にご案内いたします.推薦希望の論文は,二重投稿とならないようご注意ください.ジャーナル論文や国際会議で発表済みの内容からの差分が小さい場合は,全国大会速報論文特集号への投稿時に学会編集委員会の審議によって二重投稿と見なされることがあります.また,推薦を受けて速報論文として投稿する際は,著者のうち少なくとも一名が人工知能学会の会員である必要があり,採録時には通常の掲載料がかかります.

発表カテゴリについて

カテゴリ1:一般セッション

論文該当分野に示される人工知能およびその関連分野の学術論文,事例報告に関する通常の発表です.発表申し込み時に,論文該当分野を選択してください.

カテゴリ2:オーガナイズドセッション

採択されたオーガナイズドセッションでは,発表の一般公募を行います.発表申し込み時にご希望のオーガナイズドセッションを選択してください.
なお,オーガナイズドセッションを希望された場合におきましても,申し込まれたオーガナイズドセッションの発表件数が多い場合,またはオーガナイズドセッションの主旨にそぐわない発表は,一般セッションにまわっていただくことがあります.
2013年度オーガナイズドセッションテーマ

カテゴリ3:近未来チャレンジセッション

人工知能学会があなたの研究を応援する特別企画です.「5年以内に実現でき,新社会に役立つチャレンジテーマ」を提案してください.近未来チャレンジでの研究テーマ募集には新しいチャレンジテーマの募集(ニューチャレンジ)と前年度の大会で選抜されたテーマを支持し発展させる研究テーマの募集(サバイバル・オブ・チャレンジ)があります.

【本企画のメリット】
審査員による評価と聴講者のアンケート結果をもとに委員会で審査を行います.委員会で選抜されたテーマの提案者(チャレンジャー)には,次の権利が与えられます.
  • 次年度の全国大会で「サバイバル・オブ・チャレンジ」セッションを運営できる.
  • 毎年編集される人工知能学会誌「近未来チャレンジ特集」に対して,チャレンジャー自身の論文を投稿できる.投稿された論文は通常の査読プロセスと異なり,近未来チャレンジの特性を考慮した査読基準(5年間という期間を踏まえ,序盤はその時点での成果よりも人工知能に立脚した社会的貢献達成までの計画の緻密さを重視し,後半になるほど達成度重視)に基づいて査読が行われる.
  • 「サバイバル・オブ・チャレンジ」セッションにおいて発表されたチャレンジャー以外の論文の中でチャレンジャーが特に優秀と認めた論文(1?2件程度)について,上記特集論文への投稿を近未来チャレンジ担当(編集委員,選考委員)に対して推薦できる(ただし,査読プロセスは通常の論文と同様).
  • 「ニューチャレンジ」での選考と「サバイバル・オブ・チャレンジ」の4回の選考(回数は成果によっては短縮可能)を勝ち抜くと学会から正式に「サバイバー」として認定され,サバイバルが決まった次年度の全国大会の表彰式にて賞状が授与される.また,学会への解説論文掲載や講演などの機会も与えられる.
その他にもチャレンジの参加を通じて,新しいコミュニティの創出ができた,研究者間の交流が盛んになったなど様々なメリットがチャレンジの卒業生の声として寄せられています.詳しくは「近未来チャレンジホームページ・卒業生の体験談紹介」(http://ultimavi.arc.net.my/ave/CREP/crep_survivors/)をご覧ください.

「ニューチャレンジ」セッション
新たな「近未来チャレンジ」テーマを募集します.
  • 投稿内容:アブストラクトには,新チャレンジの内容だけでなく.新チャレンジを実現するプラン(人工知能関連技術・研究に立脚してご説明ください),社会への貢献プランを1000字以内で明確に書いてください.
  • 発表方法:口頭発表.発表時間は,40分(発表30分,討議10分です).
「サバイバル・オブ・チャレンジ」
2012年度に選抜されたチャレンジの成果発表を行うセッションです.
  • 投稿内容:チャレンジの進展と将来の見込み,新課題について,200?300字のアブストラクトを提出してください.
  • 発表方法:口頭発表.発表時間は,20分(発表15分,討議5分です).

【2012年度選抜テーマ】
  • Total Environment for Text Data Mining(サバイバル3回目)
    代表者:砂山 渡 (広島市立大学)
  • 異種協調型災害情報支援システム実現に向けた基盤技術の構築(サバイバル1回目)
    代表者:鳥海 不二夫(東京大学)
詳しくは「近未来チャレンジホームページhttp://ultimavi.arc.net.my/ave/CREP/」をご覧ください.

カテゴリ4:国際オーガナイズドセッション

昨年度から開催されている特別企画であり,すべて英語で行われるオーガナイズドセッションです.国際オーガナイズドセッションで発表を希望される方は,発表申し込み時にその旨を指定してください.なお,発表申し込み時にオーガナイズドセッションを希望されても,申し込み数が多い場合,あるいは依頼による発表を優先するなどの理由により,一般セッションに変更していただくことがあります.また,発表時間なども一般セッションとは異なる可能性があります.詳しくは国際オーガナイズドセッションのページをご覧ください.

発表方法について

2013年度の全国大会では,口頭発表に加え,2011年度から始まったインタラクティブ発表を企画しています.研究内容に適した発表方法を選択し,研究成果のアピールをすることが可能となります.例えば,口頭発表では背景・理論・評価に重点を置いて発表し,インタラクティブ発表ではデモを行い参加者の直感に訴えかけるといった方法をとることができます.発表申込時には「口頭発表のみ」,「インタラクティブ発表のみ」,「口頭発表とインタラクティブ発表の両方」,「口頭発表とインタラクティブ発表のどちらでも良い」の4つから選択できます.ただし,オーガナイズドセッションの発表方法は,各セッションのオーガナイザによって指定されます.全国大会ホームページにてお知らせしますのでご確認ください.インタラクティブ発表の開催時間帯は他のセッションを開催しませんので,全員が参加可能です.多くの方々から,インタラクティブ発表へ,発表申し込みをいただけますようよろしくお願いします.
  • 発表方法1:口頭発表
    通常の口頭発表で,PC用プロジェクタが利用可能です.発表時間は発表15分,討議5分です.(近未来チャレンジセッションのニューチャレンジの発表時間は発表30分,討議10分です)
  • 発表方法2:インタラクティブ発表
    インタラクティブ発表では,電源およびポスターパネル(A0サイズ)を用意しますので,デモやポスターを利用して発表を行うことが可能です.口頭発表に比べて,より多くの参加者とより深く議論ができる,実際のシステムを参加者が体験できる,といったメリットがあります.また,新たな試みとして,インタラクティブセッションにて優秀な発表を行った学生に対して,学生奨励賞を授与する予定です.

学生企画

今年の学生企画は,”研究のネットとリアル”をテーマにしています.Researchmap,Mendeleyなど加速的に増えつつある研究者向けのSNSやインターネットサービス,一方で研究が実際に進行する場である研究室,両者での情報共有や情報発信の違いやそれぞれが持つメリットについて,毎年好評を頂いている招待講演と連動しながら,活発な議論,そして情報交換を行っていきたいと思います.参加申し込み含め,詳細は人工知能学会全国大会ホームページで随時お知らせしていきます.多くの方のご参加をお待ちいたしております.

<<論文該当分野>>

  1. 基礎・理論
    論理・推論,知識表現,探索,プランニング,制約充足,最適化,不確実性,複雑ネットワーク,その他
  2. 機械学習
    分類学習,クラスタリング,強化学習,回帰分析,属性選択,知識獲得,グラフィカルモデル,因果分析,機械学習応用,その他
  3. データマイニング
    頻出パターン,時系列データ分析,グラフマイニング,テキストマイニング,可視化,データマイニング応用,その他
  4. 知識の利用と共有
    知識共有,知識ベース,オントロジー,エキスパートシステム,ナレッジマネジメント,その他
  5. Webインテリジェンス
    セマンティックWeb, Web検索,Webコミュニティ,Webインタラクション,Webサービス,コンテンツ作成支援,その他
  6. Webマイニング
    構造抽出,利用分析,話題抽出,属性抽出,知識獲得,情報推薦,その他
  7. エージェント
    ヒューマンエージェントインタラクション,エージェント設計,マルチエージェントシステム,協調問題解決,エージェントシミュレーション,オークション,その他
  8. ソフトコンピューティング
    ニューラルネットワーク,ファジイ,遺伝的アルゴリズム,遺伝的プログラミング,強化学習,人工生命,その他
  9. 自然言語処理・情報検索
    自然言語理解,対話処理,意図・談話理解,機械翻訳,情報抽出,要約,質問応答システム,検索システム,その他
  10. 画像・音声
    パターン認識・理解,シーン理解,動画像処理,音声認識・理解,音声対話,視聴覚心理モデル,ジェスチャー認識,その他
  11. ロボットと実世界
    知能ロボット,ロボットの知的処理,ヒューマンロボットインタラクション,環境認識・位置推定,センサーネットワーク,その他
  12. ヒューマンインタフェース・教育支援
    知的インタフェース,ヒューマンコンピュータインタラクション,仮想・拡張現実感,知的学習支援,e-ラーニング,コミュニケーション支援,デザイン支援,その他
  13. AI応用
    産業システム,社会システム,ファイナンス,e-コマース,バイオインフォマティクス,マルチメディア,音楽,ゲーム,エンタテイメント,その他

問合せ先:〒162-0821 東京都新宿区津久戸町4-7 OSビル402
「2013年度人工知能学会全国大会事務局」
Tel:03-5261-3401
E-mail:jsai2013 -AT- ai-gakkai.or.jp