2022年の全国大会は京都府京都市の国立京都国際会館を現地会場にオンラインとのハイブリッド開催を計画しています.しかし,今後のCOVID-19感染状況を受けて,開催形態は変更となる可能性があることをご了承ください.口頭発表セッションとして一般発表セッション,国際セッション,オーガナイズドセッションを企画しています.口頭発表に加え,インタラクティブ発表(ポスター発表)の場も設けます.国際セッションは,英語論文と英語講演(オンデマンド発表,質疑の場は別途用意)だけで構成されるセッションです.どうぞ奮ってご投稿ください.
発表申込ならびに論文投稿は,以下のリンク(Confit)からお願いします.
論文投稿サイト (Confitは12月24日までに利用可能になります)
発表申込
- 発表申込期間:
2021年12月24日(金)~ 2022年1月21日(金)午後2時 JST 厳守 - 原稿締切:
国際セッションとオーガナイズドセッション:2022年3月3日(木)午後2時 JST 厳守
一般セッションとインタラクティブセッション:2022年3月4日(金)午後2時 JST 厳守
※申込みセッションによって原稿締切が異なります.ご注意ください. - プレゼンテーション動画締切:
国際セッション:2022年5月18日(水) - 論文の要件:論文該当分野に示される人工知能およびその関連分野の学術論文,事例報告.言語は日本語または英語とし,国際セッションは英語のみとします.なお,発表形態の選択に際しては,後述する「投稿区分について」「発表方法について」「表彰について」等をご参照ください.
- 発表申込件数の制限:発表申込件数は1人最大1件となります.同一発表者による口頭発表セッション(一般セッション,オーガナイズドセッション,国際セッション)とインタラクティブセッションでのインタラクティブ発表の重複発表もできません.
- 論文集原稿:全国大会ホームページで指定した形式に従ったPDFファイル(2~4ページ:日本語約4,000~8,000字,英語約1,000~2,000words相当,国際セッションは1〜8ページ:英語約500~4,000words相当)をアップロードしていただきます.
- 国際セッションはプレゼンテーション動画をアップロードしていただきます.動画の形式やアップロード方法は後日ご連絡します.
- 論文の採択:論文の採択はプログラム委員会において決定いたします.結果は2022年3月25日(金)に通知する予定です.
※採択通知後の変更は原則認められませんのでご注意ください.
※採択通知後に発表を取り消された場合も発表費はお支払いいただきます. - 論文の事前閲覧:大会に先立ち,採択された全論文のPDFファイルを2022年5月27日(金)以降にWebで公開します.例外的な個別対応は一切お受けできませんので,特許出願等の権利確保面ではこの日程にご留意ください.
- 国際セッションのプレゼンテーション動画の事前閲覧:大会に先立ち,国際セッションに採択された全論文のプレゼンテーション動画を,準備が整い次第(2022年5月27日(金)以降)にWebで公開します.
参加費・発表費
参加費(発表者,聴講者共通)ならびに発表費は以下の表の通りです.非会員の方は,この機会にご入会されることを強くお勧めいたします.人工知能学会への入会手続きは,http://www.ai-gakkai.or.jp/membership/ を参照ください.参加費は早期事前登録・支払いを安く設定しております.また,直前&当日受付は手続きに時間を要することが予想されますので,事前登録・お支払いをお勧めします.
会員(不課税) | 非会員(税込み) | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
正会員 | 学生会員 | 賛助会員 *2 | 一般 | 学生 | |||
参加費 | 事前登録 | 早期 [2022年3月1日(火)~4月22日(金) 18:00] |
12,000円 | 5,000円 | 12,000円 | 24,000円 | 10,000円 |
後期 [~5月20日(金)18:00] |
14,000円 | 7,000円 | 14,000円 | 26,000円 | 12,000円 | ||
直前&当日受付 | 18,000円 | 9,000円 | 18,000円 | 30,000円 | 14,000円 | ||
発表費 *1 | 3,000円 | 3,000円 | - | 5,000円 | 5,000円 |
連携学会会員(税込み)*3 | ||||
---|---|---|---|---|
正会員 | 学生会員 | |||
参加費 | 事前登録 | 早期 [2022年3月1日(火)~4月22日(金) 18:00] |
13,200円 | 5,500円 |
後期 [~5月20日(金) 18:00] |
15,400円 | 7,700円 | ||
直前&当日受付(オンライン決済のみ) | 19,800円 | 9,900円 | ||
発表費 *1 | 3,300円 | 3,300円 |
*1:発表参加者は,2022年4月22日(金)までに参加登録とともに参加費・発表費のお支払いをお願いします.参加登録ならびに入金が4月中に事務局で確認できない場合,発表取り消しとなる可能性がありますので,ご注意ください.
*2:賛助会員の聴講参加につきましては,会費口数1口あたり5名までを正会員価格とさせていただきます.なお,聴講参加のみへの適用ですので,発表申し込みをされる場合は,個人の会員資格(正会員または非会員・一般)でお申し込みください.
*3:国際化に伴いTAAIを含む連携学会の会員につきましては,事前参加登録(早期・後期)に限り,税抜き価格では正会員価格・学生会員価格と同額とさせていただきます.当日受付については,どちらも非会員価格となりますので,ご注意ください.
投稿区分について
-
区分1:国際セッション1(Work-in-progress)
論文該当分野に示される人工知能およびその関連分野の学術論文,事例報告に関する英語論文および英語による発表です.Work-in-progressカテゴリは,新しいアイデアやまだ探索段階にある研究を発表し,フィードバックを得て,議論する機会を提供します.このカテゴリの論文はExtended Abstract(全国大会ホームページで指定した形式に従ったPDFファイル1ページ)を作成してください.発表申し込み時に,論文該当分野を選択し,さらに論文内容を表すキーワードを指定してください.後述の論文該当分野のE-1~E-5が該当します.著者情報の下の概要(Abstract)に①目的と②結果あるいは結論の概要を含めてください.概要には,必要に応じ方法の要点も記載してください.概要に①②の記述のない投稿や,論文のフォーマットに従わない投稿は不採択となることがあります.2022年3月25日(金)までに採否が決定されます.
-
区分2:国際セッション2(Regular)
論文該当分野に示される人工知能およびその関連分野の学術論文,事例報告に関する英語論文および英語による発表です.Regularカテゴリは,未発表の研究成果を発表する機会を提供します。発表申し込み時に,論文該当分野を選択し,さらに論文内容を表すキーワードを指定してください.後述の論文該当分野のE-1~E-5が該当します.著者情報の下の概要(Abstract)に①目的と②結果あるいは結論の概要を含めてください.概要には,必要に応じ方法の要点も記載してください.概要に①②の記述のない投稿や,論文のフォーマットに従わない投稿は不採択となることがあります.2022年3月25日(金)までに採否が決定されます.また,Regularカテゴリへ投稿された論文のうち,特に本会議と関連が深く,優秀とみなされた論文は,その拡張版のPost proceedings (Springer)への掲載,または,New Generation Computingへの投稿を推奨する予定です.
-
区分3:一般セッション
論文該当分野に示される人工知能およびその関連分野の学術論文,事例報告に関する通常の発表です.発表申し込み時に,論文該当分野を選択し,さらに論文内容を表すキーワードを指定してください.後述の論文該当分野のJ-1~J-11が該当します.著者情報の下の概要(Abstract)に①目的と②結果の概要あるいは結論を含めてください.必要に応じ方法を記載してください.概要に①②の記述のない投稿及び論文のフォーマットに従わない投稿は不採択となることがあります.
※ 区分1〜3において,不採択理由の問い合わせには原則として応じられません.
-
区分4:オーガナイズドセッション
本学会では「萌芽的な研究テーマや学際的課題など,一般セッションには収まらないテーマについて深い議論を行う」ことを目的としたオーガナイズドセッション(OS)を設けています.どのようなテーマでOSを開催するかについては,まずOSの企画提案を受け付けます*1.大会委員会にて本学会のOSの目的との合致性,実現可能性等の観点から審査した後,採択OSテーマを公開し,発表の一般公募を行います.OSでの発表を希望される方は,発表申し込み時に(採択されたOSリストの中から)ご希望のOS名を選択し,さらに論文内容を表すキーワードを指定してください.なお,OSを希望された場合であっても,希望OSでの発表件数が多いときや,発表がそのOSの主旨にそぐわないときは,一般セッションにまわっていただくことがあります.
なお,過去に3年以上実施して卒業したOSにつきましては,卒業した年に2セッション開催していることが企画提案の提出条件となります.また,原則として複数のOSの融合は行われず,似たOSのうちひとつが採択されます.また,論文募集の結果,OSの実施が中止されることがあります.開催時は,オーガナイザには座長を務めていただきます.また,表彰におけるOSの扱いは「表彰について」をご覧ください.*1:OSの企画提案の詳細は以下のページに掲載しています.
/cfos
応募の締切は2021年11月19日(金)
採択されたOSのリストの公開(発表の一般公募)は2021年12月上旬頃に大会ホームページにて公開予定です.参考:前回2021年度のOSのテーマは以下のページに掲載しています.
http://www.ai-gakkai.or.jp/jsai2021/os
発表方法について(国際セッション以外)
研究内容に適した発表方法を選択し,研究成果をアピールしてください.発表申込時に,「口頭発表(現地)」,「インタラクティブ発表(現地)」,「口頭・インタラクティブ発表のどちらでも可(現地)」,「口頭発表(遠隔)」の4つから選択できます.「口頭発表(遠隔)」はオンライン発表となります.内容によっては希望以外の発表方法に回って頂くことがあります.全国大会ホームページにてお知らせしますのでご確認ください.なお,インタラクティブ発表の開催時間帯には他のセッションを開催しませんので,全員が参加可能です.
国際セッションの発表方法について
国際セッションの発表は全てオンデマンド(視聴者が観たい時に動画を視聴することができるサービス)で視聴できるようにします.質問は事前に国際セッション専用のSlackに投稿していただくか,ライブセッションで発表者に直接質問していただけます.ライブセッションは,発表(プレゼンテーションもしくは動画の再生)とオンラインでの質疑の場になります.ライブセッションは録画し,期間限定で公開する予定です.
表彰について
全国大会での発表のうち特に優秀なものを複数件,大会委員会での審査によって選出し,学会誌上において表彰します.今回は以下の4賞を設けます.なお,大会優秀賞は原則本学会の会員を筆頭者とする発表を対象とし,学生奨励賞は学生を筆頭とする発表を対象とします.いずれの賞も招待講演や論文提出のない発表は対象外とします.
-
大会優秀賞
<国際セッション口頭発表部門><一般セッション口頭発表部門>国際セッション,一般セッション(オンラインセッションを含む)の口頭発表の中から,論文としての新規性・有用性において特に優れた発表を大会優秀賞<国際セッション口頭発表部門><一般セッション口頭発表部門>候補として複数件選出します.表彰を行う年の全国大会において発表された本学会会員を筆頭者とする研究について,研究発表が連名の場合,本会会員の連名者全員を表彰します.
-
学生奨励賞
大会優秀賞<国際/一般セッション口頭発表部門>と同様の対象範囲,同様の審査基準のもと,学生による口頭発表の中で特に優秀と認められた発表を学生奨励賞候補として複数件選出します.表彰を行う年の全国大会において発表した本学会学生会員を筆頭著者とする研究について,筆頭著者を表彰します.ただし,大会優秀賞に選ばれたものは学生奨励賞の対象外となります.
-
大会優秀賞
<オーガナイズドセッション口頭発表部門>オーガナイズドセッション(招待講演,オーガナイザおよびその連名発表を除く)の口頭発表の中から,論文としての新規性・有用性において特に優れた発表を大会優秀賞<オーガナイズドセッション口頭発表部門>候補として複数件選出します.ただし,選出にあたっては,オーガナイズドセッションのテーマとの関連性や,「萌芽的な研究テーマや学際的課題など,一般セッションには収まらないテーマについて深い議論を行う」というオーガナイズドセッションの本来の目的に照らした各オーガナイズドセッション自体の評価も加味します.表彰を行う年の全国大会において発表された本学会会員を筆頭者とする研究について,研究発表が連名の場合,本会会員の連名者全員を表彰します.
-
大会優秀賞
<インタラクティブ発表部門>インタラクティブセッションのインタラクティブ発表については,一般参加者の投票結果も考慮し,発表のわかりやすさ・インパクト,今後の発展性において特に優れた発表を大会優秀賞<インタラクティブ発表部門>候補として複数件選出します.表彰を行う年の全国大会において発表された本学会会員を筆頭者とする研究について,研究発表が連名の場合,本会会員の連名者全員を表彰します.
企画セッション
今年も例年と同じく企画セッション,学生企画セッションを開催します.申し込み方法を含め,詳細は人工知能学会全国大会ホームページで随時お知らせしていきます.皆様のご参加をお待ちしております.
問合せ先
〒162-0821 東京都新宿区津久戸町4-7 OSビル402
「2022年度人工知能学会全国大会事務局」
jsai2022 [at] ai-gakkai.or.jp
国際セッション論文該当分野: 上記の区分1相当
E-1. Knowledge Engineering
Logics, inference, knowledge representation, knowledge use/reuse, knowledge sharing, knowledge base, ontology, expert systems, knowledge management, data engineering, knowledge graph, linked data
E-2. Machine learning
Classification,clustering, reinforcement learning, regression, attribute selection, knowledge acquisition, graphical models, causality analysis,deep learning, etc.
E-3. Agents
Human agent interaction, agent design, mechanism design, multi-agent systems, autonomous agents, cooperative problem solving, automated negotiations, agent-based simulation, auction, cloud computing, collective intelligence, human computation and crowdsourcing, social signal processing, etc.
E-4. Robots and real worlds
Intelligent robots, knowledge processing of robots, human-robot interaction, environment recognition, position estimation, sensor network, robotics and automation, symbol emergence in robotics, etc.
E-5. Human interface, education aid
Intelligent interface, human-computer interaction, virtual/augmented reality, intelligent learning aid, e-learning, learning analytics and educational data mining, user/learner modeling, communication aid, design aid, Shikakeology, etc.
一般セッション論文該当分野: 上記の区分2に相当
J-1. 基礎・理論
エキスパートシステム,オペレーションズリサーチ (例: 数理計画法,数理最適化など),グラフ理論,計算論的神経科学・脳科学,シンボルグラウンディング,スケジューリング,制約充足問題・充足可能性問題 (CSP/SAT),探索・論理・推論アルゴリズム,認知科学 (例: 認知心理学,認知神経科学,認識論など),認知アーキテクチャ,汎用人工知能,ヒューリスティクス,ファジィ論理,プランニング,プロダクションシステム,ベイズ推定,包摂アーキテクチャ,ルールベースシステム,その他
J-2. 機械学習
異常検知,遺伝的アルゴリズム,概念学習,強化学習,クラスタリング,計算論的学習理論,情報論的学習理論,進化計算,深層学習,スパースコーディング,敵対的学習,転移学習,統計的学習,ニューラルネットワーク,パターン認識,半教師あり学習,表現学習 (エンベディング),その他
J-3. 知識の利用と共有
オントロジー,知識獲得・発見,知識共有・管理,知識表現,知識グラフ,知識ベース,データマイニング,その他
J-4. Webインテリジェンス
Webインタラクション,Webマイニング,クラウドソーシング・ヒューマンコンピュテーション,集合知,セマンティックWeb,情報検索,情報推薦,ソーシャルメディア,その他
J-5. エージェント
意思決定・合意形成,オークション,群知能,ゲーム理論,シミュレーション,分散協調,マーケットデザイン,マルチエージェント,その他
J-6. 言語メディア処理
意味理解,オノマトペ,会話・談話・意図理解,機械翻訳,対話処理・対話システム,テキストマイニング,非タスク指向対話 (例: 雑談,チャットボットなど),要約,その他
J-7. 画像音声メディア処理
一般物体認識,音声認識,音声生成,画像認識,画像生成,コンピュータビジョン,ジェスチャー認識,動画像処理,マルチモーダル処理,その他
J-8. ロボットと実世界
記号創発ロボティクス,サイバーフィジカルシステム,身体性,知能メカトロニクス,知能ロボット,知能ロボティクス,認知ロボティクス,ヒューマンロボットインタラクション,その他
J-9. ヒューマンインタフェース
アフォーダンス,ヴァーチャルリアリティ (VR) (AR,MRなどを含む),感性 (例: 感性工学,触覚・味覚・嗅覚認識,質感など),行動推定,行動変容,仕掛学,情報可視化,スキルサイエンス,知的ユーザインタフェース,ヒューマンエージェントインタラクション,ヒューマンコンピュータインタラクション,マルチモーダルインタラクション,その他
J-10. AI応用
AIライフサイクル,計算社会科学,行動経済学,データサイエンス,バイオインフォマティクス,マテリアルズインフォマティクス,医療・ケア応用 (例: 診断,ゲノム医療,看護,介護,障がい者支援など),学術応用 (例: 生物学,歴史学,考古学など),教育応用 (例: 知的教育システム,教育支援など),芸術・エンタテインメント応用 (例: 創作,作品の生成・評価・鑑賞,絵画,音楽,コミック,ゲーム,スポーツなど),産業応用 (例: 農業,漁業,林業,製造,建設,不動産,金融,投資,保険,小売,通信,メディア,広告,ファッション,食など),社会インフラ応用 (例: 交通,物流,自動運転,エネルギー,水道など),社会課題応用 (例: 法律,政治,都市・地域課題,合意形成支援,シビックテック,グリーンAIなど),マネジメント応用 (例: 経営,人事.組織など),その他
J-11. AIと社会
Well-being Computing,AI公平性,AI信頼性 (AIの評価・検証などを含む),AI説明可能性,AI倫理,プライバシー (例: プライバシー保護データマイニング,プライバシーに配慮したデータ利活用など),その他