企画セッション一覧
- KS-01 Infodiment:人・AI共生社会実現に向けた「情報」の新定義(栗原 聡,笹原 和俊,大澤 博隆,稲見 昌彦,松村 直宏)
- KS-02 AIによるクリエイティビティと著作権(武田 英明,江間 有沙)
- KS-03 AI・シミュレーション融合研究の展望と戦略(福島 俊一,吉田 准一)
- KS-04 生物多様性ビッグデータに基づいた生態系デジタルツイン構築に向けて(久保田 康裕,塩野 貴之,五十里 翔吾,竹内 彰一,新保 仁,吉川 友也,重藤 優太郎)
- KS-05 マルチエージェントシステムとは何か -AIと社会の関係-(服部 宏充,櫻井 祐子)
- KS-06 人工知能技術による精神疾患自動診断への挑戦(佐藤 真一,山崎 俊彦)
- KS-07 人工知能学会 タウンホールミーティング(野田 五十樹,市瀬 龍太郎,津本 周作,森田 千絵)
- KS-08 AI関連標準仕様を理解する(杉村 領一,牧田 光晴)
- KS-09 「住みたい街ランキング」を再考する(清田 陽司,山崎 俊彦,諏訪 博彦,清水 千弘,橋本 武彦)
- KS-10 SFとともに拓く知能化社会: 未来社会におけるフィクションの役割(大澤 博隆,西中 美和,宮本 道人,長谷 敏司)
- KS-11 コモンセンスAIを基軸とするケア情報学の社会実装(桐山 伸也,沢井 佳子)
- KS-12 人を孤独から救うAI(田中 文英,檜山 敦)
- KS-13 推しキャラをパーソナルナビゲーターにした高齢者見守りサポートと若者の恋愛相談(川向 正明,石鍋 大輔)
- KS-14 “1億総AI人材時代へ” 、チームJAPANがやるべきこと(岡田 隆太朗,大谷 光)
- KS-15 デジタル-人間融合による精神の超高精細ケア:多種・大量・精密データ戦略の構築(伊藤 正哉,西村 拓一,中島 俊,竹林 由武,古徳 純一,村中 誠司,樫原 潤,国里 愛彦,菅原 大地)
- KS-16 AIマップの活用とβ3.0への展開(大向 一輝,植野 研 )
KS-01 Infodiment:人・AI共生社会実現に向けた「情報」の新定義
6月15日(水) 9:00~10:40
A会場
企画オーガナイザ
- 栗原 聡(慶應義塾理工学部学部)
- 笹原 和俊(東京工業大学環境・社会理工学院)
- 大澤 博隆(慶應義塾大学理工学部)
- 稲見 昌彦(東京大学先端科学技術研究センター)
- 松村 直宏(大阪大学大学院経済学研究科)
概要
炎上・フェイク等,不寛容社会と表される社会問題が深刻化しつつある.人と情報とのインタラクションにおける,我々の情報に対する知覚能力の未熟さ(欠如)が根本原因なのかもしれない.情報の身体が持つ不変項とは何か? 情報のFact・Truthとは? 今後,人とマシン・ネットとの融合が加速する過程で,人と情報のインタラクションはどのように変化していくのか(変化させるべきか)? これら,今後の人・AI共生社会の実現に向けた,情報の新定義について熱く議論する.
アジェンダ
多彩な研究者からの話題提供の後,パネラーを中心に議論を行う.
登壇者(1人12分)
栗原 聡(慶應義塾理工学部学部)自律・汎用AIの観点から
笹原 和俊(東京工業大学環境・社会理工学院)計算社会科学の観点から
稲見 昌彦(東京大学先端科学技術研究センター)身体知の観点から
松村 直宏(大阪大学大学院経済学研究科)仕掛け学の観点から
大澤 博隆(慶應義塾大学理工学部)インタラクションの観点から
パネル討論(40分)
話題提供者に,武田 英明(国立情報学研究所)を加えて6名のパネラーにて多様性のある議論を展開させる.
(コーディネータ:栗原)
詳細な内容
未定
KS-02 AIによるクリエイティビティと著作権
6月14日(火) 10:00~11:40
A会場
企画オーガナイザ
- 武田 英明(国立情報学研究所)
- 江間 有沙(国立情報学研究所)
概要
深層学習等のAI研究の発展によってAIの社会適用の可能性は大きく広がりました。当初は未知な技術としてシンギュラリティといった脅威の面が強調されることもありましたが、現在は技術の価値と限界もより正確に認識され、社会適用もより現実的な方向性が見えてきています。この時点で、再び、社会の中でAIをどう使うかに関する可能性・期待・限界について多様な視点から議論し、これからのAIと社会の関係性を明らかにしていきます。
登壇者として、倫理委員会委員およびAI研究者、AI技術者、法学者の方々を予定しています。
アジェンダ
パネルディスカッション形式で100分を予定しています。最初に倫理委員会より趣旨説明を行い、登壇者より各10分程度のお話をいただき、残りの時間で議論を行います。
詳細な内容
http://ai-elsi.org/archives/1243
KS-03 AI・シミュレーション融合研究の展望と戦略
6月15日(水) 15:20~17:00
A会場
企画オーガナイザ
- 福島 俊一(科学技術振興機構(JST))
- 吉田 准一(新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO))
概要
機械学習技術の発展が現在のAIブームを牽引し、様々な応用が広がりましたが、徐々に課題も認識されつつあります。その大きな要因の一つは、機械学習が帰納型だということに起因する限界です。そこで、帰納・演繹融合が次世代AIの方向性として注目され、特に機械学習(帰納型)とシミュレーション(演繹型)の融合研究は、実用面からの期待も高まっています。本セッションは、JSTとNEDOが共同で企画したもので、主に国のファンドによって推進されているAI・シミュレーション融合研究の事例と、関連する戦略提言について紹介します。
アジェンダ
AI・シミュレーション融合研究に関して
(1) 福島俊一(JST CRDS):AI研究の潮流の観点から
(2) NEDO:AIアクションプランの観点から
(3) 鷲尾隆(大阪大):JST未来社会創造事業におけるサイバー・フィジカル融合研究
(4) 森永聡(NEC-産総研 人工知能連携研究室):産総研とNECの連携ラボにおける取り組み
(5) 栗原聡(慶応大):内閣官房Covid-19 AI・シミュレーションプロジェクトから
(1)(2)は各15分、(3)(4)(5)は各20分、全体質疑等10分
詳細な内容
https://www.jst.go.jp/crds/sympo/20220615_JSAI/index.html
KS-04 生物多様性ビッグデータに基づいた生態系デジタルツイン構築に向けて
6月14日(火) 14:20~16:00
L会場
企画オーガナイザ
- 久保田 康裕(琉球大学)
- 塩野 貴之(琉球大学)
- 五十里 翔吾(大阪大学)
- 竹内 彰一(千葉工業大学)
- 新保 仁(千葉工業大学)
- 吉川 友也(千葉工業大学)
- 重藤 優太郎(千葉工業大学)
概要
このセッションでは、地球上の生態系を高解像度かつリアルタイムでモニタリングし、自然資本のサステナブルな利用を可能にするための、情報技術基盤の開発に焦点をあてる。具体的には、地表観測された生態系や生物観測情報(グランドトゥルースデータ)と、人工衛星などリモートセンシング情報を、人工知能を介して統合することの学術的意義と社会的有望性について議論する。
アジェンダ
招待講演1:
久保田康裕(琉球大) [40分]
「生物多様性ビッグデータの学術的・社会的な有望性:人工知能が鍵」
招待講演2:
塩野貴之(琉球大) [20分]
「機械学習を用いた生物多様性ビッグデータの分析事例」
招待講演3:
五十里翔吾(阪大) [20分]
「ロボット工学からマクロ生態学への転身:人工知能と生物多様性科学の親和性」
招待講演4:
吉川友也(千葉工大) [20分]
「深層学習による植生予測」
詳細な内容
https://note.com/thinknature/n/na5d367c17334
KS-05 マルチエージェントシステムとは何か -AIと社会の関係-
6月14日(火) 10:00~11:40
L会場
企画オーガナイザ
- 服部 宏充(立命館大学)
- 櫻井 祐子(産業技術総合研究所・九州大学)
概要
マルチエージェントシステムは複数の自律エージェントの相互作用に関する課題について研究を行う分野です.AAAI,IJCAIといった人工知能分野の国際会議では長年マルチエージェントシステムに関するセッションが多数実施され,国内研究者らによる発表も数多く行われています.さらに,近年,COVID-19,交通,避難誘導など様々な社会課題を対象にした社会シミュレーションが注目されています.このようにマルチエージェントシステムは人工知能分野において非常に重要な研究領域であるにも関わらず,マルチエージェントシステムとは何か?人工知能との関係は?社会にどう貢献できるのか?という根本的な疑問を耳にします.そこで,本企画セッションでは,これらの疑問に対する解を示すべく,マルチエージェントシステムに関する研究実績を有する若手研究者に各々のキャリアに基づいてご講演頂くと共に,シニア研究者らを加えたパネルディスカッションを行います.
アジェンダ
・オープニング(5分)
・招待講演3件(60分)
小林隼人氏(Google)(20分)
竹内孝氏(京都大学)(20分)
東藤大樹氏(九州大学)(20分)
・パネルディスカッション(35分)
詳細な内容
未定
KS-06 人工知能技術による精神疾患自動診断への挑戦
6月15日(水) 9:00~10:40
B会場
企画オーガナイザ
- 佐藤 真一(国立情報学研究所)
- 山崎 俊彦(東京大学)
概要
精神疾患は罹患率が高く罹病期間も長いため、人類の生活の質を低下させるものとして重要な疾患群である。一刻も早い克服が望まれるが、残念ながら現状は程遠い。その原因の一つに、精神疾患におけるその診断や重症度評価に適したバイオマーカーの不足が挙げられる。診断や重症度評価は精神科医と患者との会話によって行なわれ、医師の経験に大きく依存する。こうした方法は客観性や定量性に乏しく、診断の不一致、治療開始基準が不明確であることなど、様々な問題につながっている。こうした問題に対し、われわれはJSTの支援によりCREST課題「精神医学×メディア解析技術による心の病の定量化・早期発見と社会サービスの創出」に取り組んできた。精神疾患自動診断のための学習・評価用データの整備、自然言語処理並びに画像解析による自動診断技術の検討、SNS解析による「社会の精神状態」の解析、食事内容から観測される心身の健康状態の解析等、多面的な検討を行ってきている。本企画セッションでは、6件の講演により、われわれの取り組みについて説明したい。
アジェンダ
1. 佐藤真一 (国立情報学研究所) 「人工知能技術による精神疾患の自動診断: 概要説明」
2. 岸本 泰士郎 (慶應義塾大学) 「精神疾患の診断の実際とアンメットニーズ」
3. 狩野芳伸 (静岡大学) 「自然言語処理による精神疾患の自動診断」
4. 佐藤真一 (国立情報学研究所) 「パレイドリアテストによる視覚認知機能検査に基づく精神疾患の自動診断に向けて」
5. 山崎俊彦 (東京大学) 「社会の感情分析に向けた状況別感情極性辞書の構築」
6. 相澤 清晴 (東京大学) 「健康度、ストレスを食事からみる:マルチメディア食事記録ツール」
詳細な内容
未定
KS-07 人工知能学会 タウンホールミーティング
6月15日(水) 13:20~15:00
L会場
企画オーガナイザ
- 野田 五十樹(北海道大学)
- 市瀬 龍太郎(国立情報学研究所)
- 津本 周作(島根大学)
- 森田 千絵((株)東芝)
概要
人工知能学会は、人工知能の研究と普及により学術・社会の発展を目的としています。日頃は、学会誌や各種イベントが会員間のコミュニケーションの場となりますが、今回、学会の現状を紹介し、運営上の課題や今後進むべき方向性などについて学会員、参加者と直接意見交換を行いたいと考えています。
アジェンダ
未定
詳細な内容
未定
KS-08 AI関連標準仕様を理解する
6月16日(木) 13:30~17:10
A会場
企画オーガナイザ
- 杉村 領一(産総研)
- 牧田 光晴(JSAI理事/LINE)
概要
ISO/IEC JTC 1/SC42で規格化が進められているAIに関する国際標準は,すでにいくつかの規格が公開されている.本企画セッションでは,企業がAIを活用したシステム構築,サービス提供などを行うに当たって把握しておくべき標準に関するキーワードとその概要を紹介する.具体的には,AI活用に当たって,事前の考慮が必須となるであろう,認証,信頼性,ガバナンス,倫理などに関する標準化動向やトレンド,AI活用のユースケースに関する紹介などを行う.
アジェンダ
未定
詳細な内容
未定
KS-09 「住みたい街ランキング」を再考する
6月17日(金) 10:00~11:40
L会場
企画オーガナイザ
- 清田 陽司(株式会社LIFULL)
- 山崎 俊彦(東京大学)
- 諏訪 博彦(奈良先端科学技術大学院大学)
- 清水 千弘(東京大学)
- 橋本 武彦(株式会社GA technologies)
概要
居住地の選択は、人生に大きな影響を与える要素の一つです。「住みたい街ランキング」には大きな需要があるため、各不動産情報ポータルなどがこうした情報を発信し、マスメディアに取り上げられる機会も多いです。
しかし、個人の価値観が多様化する中で、画一的な提案にとどまることの限界もあります。コロナ禍が人々のライフスタイルを大きく変えつつある中で、これまでの「みんなと同じような選択」が必ずしも最善ではないのでは、といった疑問ももたれるようになっています。
本セッションでは、街の「魅力」や、居住地が人々与える影響について定量的・定性的な調査にもとづく研究を行われている方々をお招きし、ビッグデータにもとづく居住地選択支援のこれからについて議論します。
アジェンダ
・企画趣旨の説明(10分)
・パネリストからの研究事例紹介(20分×3名=60分)
・岡 檀 氏(統計数理研究所 医療健康データ科学研究センター 特任准教授)
・樋野 公宏 氏(東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻 准教授)
・馬塲 弘樹 氏(京都大学東南アジア地域研究研究所 特定助教)
・パネルディスカッション(30分)
詳細な内容
https://sites.google.com/view/realestate-ai/
KS-10 SFとともに拓く知能化社会: 未来社会におけるフィクションの役割
6月17日(金) 10:00~11:40
B会場
企画オーガナイザ
- 大澤 博隆(筑波大学)
- 西中 美和(香川大学)
- 宮本 道人(筑波大学)
- 長谷 敏司(日本SF作家クラブ)
概要
物語を作成し、それを複数体で共有することは、人間に特徴的な知的働きの一種であると考えられる。人類史においてフィクションが果たした役割は大きい。他のエージェントに対する感情移入を促すこと、複数のエージェント間の相互作用を理解すること、そして、未来に対する将来の可能性(≒ビジョン)を、複数エージェント間で共有することなどが、その役割として挙げられる。特に昨今では、科学的な思考法、思弁的な思考法をもとにした「SF」の果たす役割が多く注目されている。SFは科学技術を伝える手段としてだけではなく、科学技術を含んだ未来社会へのビジョン、異なる人々が生み出す問題点を例示する役割として、大きな機能を持ってきた。
本企画セッションでは、これまでオーガナイザーが実施してきた人工知能とSFに関する研究や、集団でビジョンを作成するSFプロトタイピングに関する研究を中心に、これまでSFが人工知能研究を中心とした知能研究に果たしてきた役割や、フィクションを介して人々が発想を交換する役割について検討する。そして、フィクションが、未来社会においてどのような役割を持ちうるかを検討する。
アジェンダ
・趣旨説明(10分)
大澤博隆, 宮本道人(筑波大学, 司会)
・人工知能はどうフィクションに描かれてきたか(40分)
大澤博隆(筑波大学, 司会), 長谷敏司(日本SF作家クラブ, オンライン予定), 招待講演者(調整中)
・フィクションは人の知能をどう拡張するか(40分)
宮本道人(筑波大学, 司会), 西中美和(香川大学), 招待講演者(調整中)
詳細な内容
未定
KS-11 コモンセンスAIを基軸とするケア情報学の社会実装
6月15日(水) 17:20~19:00
L会場
企画オーガナイザ
- 桐山 伸也(静岡大学ケア情報学研究所)
- 沢井 佳子(チャイルドラボ)
概要
全国大会の近未来チャレンジ「認知症の人の情動理解基盤技術とコミュニケーション支援への応用」を基盤に発足したみんなの認知症情報学会の活動をベースに、内閣府の戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)に採択された「“認知症の本人と家族の視点を重視する”マルチモーダルなヒューマン・インタラクション技術による自立共生支援AIの研究開発と社会実装」のプロジェクトを、JSAI2019・JSAI2020の企画セッションにて紹介した。SIPプロジェクトの主要成果が、本学会「コモンセンスと感情」研究会において多彩な分野の研究者・実務家と育んだコモンセンスAI理論を取り入れた「ケア情報学」の発足である。本企画セッションでは、ケア情報学の拠点である静岡大学とみんなの認知症情報学会、石川県加賀市が2020年11月に締結した「AIを活用した健康長寿のまちづくり」連携協定に基づく、自治体との協業によるケア情報学の社会実装の取り組みを紹介し、社会課題解決に資するコモンセンスAIの今後の展望について議論する。
アジェンダ
調整中
詳細な内容
未定
KS-12 人を孤独から救うAI
6月14日(火) 16:20~18:00
L会場
企画オーガナイザ
- 田中 文英(筑波大学)
- 檜山 敦(東京大学)
概要
一般社団法人アイオーシニアズジャパン代表理事の牧壮氏をキーノート招待講演に迎え、高齢者を孤独/孤立から救うAI技術、社会の取組などについて3種類のパネルディスカッション(DX・高齢者就労・支援技術)を行う。
アジェンダ
調整中
詳細な内容
未定
KS-13 推しキャラをパーソナルナビゲーターにした高齢者見守りサポートと若者の恋愛相談
6月15日(水) 17:20~19:00
C会場
企画オーガナイザ
- 川向 正明(京都芸術大学キャラクターデザイン学科)
- 石鍋 大輔(京都芸術大学キャラクターデザイン学科)
概要
未定
アジェンダ
川向正明・京都芸術大学 キャラクターデザイン学科プロデュースゼミ 20分
AIとの共生が叫ばれる中、まだまだ人間やコミュニケーションの本質を理解した取り組みが少なくない。そもそも人間のコミュニケーションは曖昧なもので、自分の都合のこと理解できることしか聞こうとしない。そんな時は対話の中からお互いの理解度や興味の度合いを測りながら常に歩み寄りながら対話を進めていくことが必要になってくる。
また対話セット構築のため教師データ収集のため推しキャラを使って恋愛経験話しを若者にしてもらう際のハードルを下げることや会話セットから推しキャラの感情を表す表情を設定し、対話の状況に応じて服装、背景、持ち物(アイテム)にも変化を持たせるようにする。
対話セットから感情が作り出せれば、高齢者への対応も調整できるので高齢者むけの感情セットを構築していく。
石鍋大輔・京都芸術大学 キャラクターデザイン学科プロデュースゼミ 20分
今回の企画内容のオリジナル企画である、ピッタマッチの説明。AIアシスタントを教育する教師データをそもそもそどのようにして収集するのか。自分の好きな推しキャラだったら、少し心を許してくれるのではないだろうか?またそんな推しキャラだからこそ一緒に恋愛の疑似体験を応援してくれるのではないだろうか、というところからこの企画がスタートした。このあたりの推しキャラにハマってしまう心理的要因や開発の方向性などをお話しいただく。
曾根周作博士(医工学)・OMRON Sinic X Corporation 招聘講師 20分
人工知能を活用した対話ボットの研究開発と、インターフェースとしてのチャットボットに推しキャラを活用することの可能性をお話しいただく。自身もアニメなどのサブカルチャーが好きで、チャットボットを推しキャラにすることは相性がいいということで、AIを活用した対話型チャットボットの可能性を、日々の高齢者の生活や痴呆症患者、また若年層への恋愛アドバイザー応用への可能性を講演いただく。
座談会 20分
不気味の壁を推しキャラで超えることはできるのか?
質疑応答 20分
詳細な内容
未定
KS-14 “1億総AI人材時代へ” 、チームJAPANがやるべきこと
6月17日(金) 14:00~15:40
A会場
企画オーガナイザ
- 岡田 隆太朗(一般社団法人日本ディープラーニング協会)
- 大谷 光(一般社団法人日本ディープラーニング協会)
概要
IT、ビッグデータ、AIビジネスにおいて欧米中から大きく水をあけられた日本の中央が遅れを取り戻そうとようやく、必死に、本気でコミットしている。待ったなしの向こう10年で挽回して変革を起こしていくためにAIの産業、社会実装はまさに一丁目一番地。それではチームJAPANとしてどんなプレイヤーがどんな役割を担っていけばいいのか。産学官で考える人材育成、産学公で考える地方からのイノベーション創出、二部に分けてパネル形式で具体的道筋を示します。
アジェンダ
招待講演(10分) “1億総AI人材時代へ” 、チームJAPANがやるべきこと
登壇者:
松尾豊(東京大学大学院工学系研究科 教授、日本ディープラーニング協会理事長)
招待講演(10分) “デジタル田園都市国家構想、デジタル人材育成のためのプラットフォーム”
登壇者:
武尾伸隆(経済産業省 商務情報政策局 情報技術利用促進課 課長)
パネルディスカッション①(35分) 産学官によるデジタル人材育成戦略
モデレータ:
森正弥(デロイト トーマツ コンサルティング合同会社 執行役員、JDLA顧問)
パネリスト:
武尾伸隆
松尾豊
パネルディスカッション②(40分) 産学公によるDL(ディープラーニング)for DX
モデレータ:
岡田陽介(株式会社ABEJA 代表取締役CEO 兼 創業者、JDLA理事)
パネリスト:
上田紘嗣(北九州市 デジタル政策監)
竹内康臣(トヨタ自動車株式会社 先進技術開発カンパニー AI統括室長)
松尾豊
まとめ(5分)
詳細な内容
未定
KS-15 デジタル-人間融合による精神の超高精細ケア:多種・大量・精密データ戦略の構築
6月17日(金) 10:00~11:40
A会場
企画オーガナイザ
- 伊藤 正哉(国立研究開発法人国立精神・神経医 認知行動療法センター)
- 西村 拓一(国立研究開発法人産業技術総合研究所 人間拡張研究センター)
- 中島 俊(国立研究開発法人国立精神・神経医 認知行動療法センター)
- 竹林 由武(福島県立医科大学 医学部)
- 古徳 純一(帝京大学 大学院医療技術学研究科)
- 村中 誠司(大阪大学 大学院人間科学研究科)
- 樫原 潤(東洋大学 社会学部)
- 国里 愛彦(専修大学 人間科学部心理学科)
- 菅原 大地(筑波大学 人間系)
概要
人工知能および情報工学により精神ケアをいかに前進できるかを考えます。まず、先進的な研究を推進されている横谷先生の招待講演および討論を行います。次に科研費(B)プロジェクトについて伊藤先生からお話しいただきパネリストとフロアで討論します。
アジェンダ
招待講演 30分
横谷 謙次 先生(徳島大学大学院 社会産業理工学研究部 准教授)
(仮題)「精神の情報工学 心理学×ITでどんな未来を創造できるか」
https://honto.jp/netstore/pd-book_31250678.html
討論20分
科研費変革(B)プロジェクト紹介 30分
伊藤 正哉 部長(国立研究開発法人国立精神・神経医 認知行動療法センター 部長)
「デジタルー人間融合による精神の超高精細ケア:多種・大量・精密データ戦略の構築」
討論20分
詳細な内容
https://uhd-mental-health-care.jp/project/jsai2022
KS-16 AIマップの活用とβ3.0への展開
6月15日(水) 15:20~17:00
L会場
企画オーガナイザ
- 大向 一輝(東京大学)
- 植野 研(東芝)
- 吉岡 健(富士フイルム)
概要
人工知能学会では、AIマップタスクフォースを組織し、2019年6月にAIマップβ、2020年6月にAIマップβ2.0を公開しました。AIマップは技術マップと課題マップから構成されており、初学者や異分野の研究者、実務者に向けた人工知能技術の活用ガイドとして作成しています。今回のセッションでは、ビジネスにおけるAIマップの活用事例や、学会活動との連携、アウトリーチの取り組みを紹介し、次期のAIマップβ3.0の方向性について議論する。
アジェンダ
・趣旨説明(5分)
・AIマップの概要(15分)
・ビジネスにおける活用事例(20分)
・AIマップβ3.0に向けた取り組み(15分)
・パネルディスカッション・質疑応答(45分)
詳細な内容
未定