インダストリアルセッション一覧
インダストリアルセッション1
6月6日 (火) 13:00~14:40 C会場
インダストリアルセッション2
6月6日 (火) 15:00~16:40 C会場
インダストリアルセッション3
6月7日 (水) 9:00~10:40 C会場
インダストリアルセッション4
6月7日 (水) 13:30~15:10 C会場
インダストリアルセッション5
6月7日 (水) 15:30~17:10 C会場
- Sansan株式会社
- 株式会社豊田中央研究所
- 株式会社NTTデータ数理システム
- 株式会社GA technologies
- 古野電気株式会社
- 株式会社朝日新聞社
- 株式会社アイレップ
- 株式会社エス・エム・エス
- ミイダス株式会社
- ウォンテッドリー株式会社
インダストリアルセッション1
6月6日 (火) 13:00~14:40 C会場
(1)トヨタ自動車株式会社
「トヨタ自動車未来創生センターにおけるAI研究のご紹介」
梶 洋隆
(トヨタ自動車株式会社 未来創生センター)
モビリティ・カンパニーへの変革を目指すトヨタ自動車には,先端研究の分野を担う研究センターがあります.その名も『未来創生センター』.本発表では,未来創生センターと,物流最適化やロボティクス制御への応用などのAI研究開発事例についてご紹介します.
(2)株式会社日立製作所
「日立における生成AIに関する取り組み」
十河 泰弘
(株式会社日立製作所 先端AIイノベーションセンタ メディア知能処理研究部 リーダ主任研究員)
昨今、ChatGPTをはじめとした生成AIは、飛躍的な発展がみられ、世の中に急速に広まりつつあります。
日立では、生成AIと日立独自のAI技術の組合せにより、顧客や業務のニーズに合わせた様々なソリューションの提供を予定しています。
そこで本発表では、生成AIに関する取り組みについて、本学会で発表予定の研究成果も交えながらご紹介いたします。
(3)パナソニック ホールディングス株式会社
「パナソニックのAI活用事例」
河村 岳
(パナソニック ホールディングス株式会社 技術部門 テクノロジー本部 デジタル・AI技術センター AIソリューション部)
パナソニックグループにおけるAI活用事例の紹介を通じて,AI活用戦略と今後の展望について述べます.
(4)沖電気工業株式会社
「「社会の大丈夫をつくっていく。」ためのAI技術開発とAIガバナンス」
竹内 晃一
(沖電気工業株式会社 技術本部)
OKIは「“モノづくり,コトづくり”を通して,より安全で便利な社会のインフラを支える企業グループ」としての姿勢を示すため,中期経営計画2022において「社会の大丈夫をつくっていく.」をキーメッセージとして掲げた.このコンセプトの実現において,AI技術は必須要素の一つであり,様々なユースケースでの応用・社会実装を進めている.一方で,AI技術を取り扱う上では,従来とは違うリスクが伴うことも危惧される.そのため,OKIでは,AI技術の特質を踏まえた上で適切に利用するため,ガバナンス体制の整備も技術開発と同時に進めている.本発表においては,AIの社会実装におけるアクセルとブレーキの両観点について,OKIの取り組みを紹介する.
(5)日本アイ・ビー・エム株式会社
「Foundation Models を活用した気候変動対策(仮)」
Foundation Models を活用した気候変動対策研究支援の事例をご紹介します.
インダストリアルセッション2
6月6日 (火) 15:00~16:40 C会場
(1)株式会社KDDI総合研究所
「KDDI総合研究所のAIの取り組み」
黒川 茂莉
(KDDI総合研究所 統合機械学習グループ)
少量多種データからフィジカル空間での環境や人を理解し,人へのフィードバックをよりよくするためのAI研究を中心に,KDDI総合研究所で行っているAIの取り組みを説明します.
(2)株式会社日本総合研究所
「日本総合研究所 先端技術ラボにおけるAI分野の技術リサーチと応用事例」
由井 成和
(株式会社日本総合研究所 先端技術ラボ)
日本総合研究所 先端技術ラボは,SMBCグループにおけるAI等の先端技術のR&D組織として,幅広くIT動向をリサーチし,有望な技術の評価を目的とした検証や,実ビジネスへの応用に取り組んでいます.研究機関・大学・専門事業者様とのパートナーシップによる共同研究も行っており,本発表では最近の取り組みについてご紹介します.
(3)野村アセットマネジメント株式会社
「野村アセットマネジメントにおける研究開発のご紹介」
中川 慧
(野村アセットマネジメント)
野村アセットマネジメント イノベーションラボでは,資産運用の高度化・高付加価値化の実現に向けたR&D活動に取り組んでおります.本発表では,資産運用における機械学習やテキストマイニングの応用について,弊社の研究開発や活用事例を紹介いたします.
(4)ヤフー株式会社
「ヤフーの自然言語処理での深層学習応用に向けた取り組み」
颯々野 学
(Yahoo! JAPAN研究所 R&D1部 部長<兼>ヤフー サイエンス統括本部 サイエンス1本部2部 部長、黒帯<自然言語処理>)
ヤフーは多くのサービスをたくさんのお客様にご利用いただいています。
それらのサービスでは大量のテキストデータを扱います。
本発表では、それらを処理する自然言語処理の中で深層学習の応用をどう進めていくのか、いくつかの事例とともに取り組みを紹介します。
(5)株式会社ARISE analytics
「位置情報データを活用したモビリティ事業の立ち上げ/分析技術やAI活用事例の紹介」
長谷井 冬真
(Marketing Solution Division/Service Design Unit,Mobility Team/Team Lead)
少子高齢化に伴う過疎化や都市部への人口集中などの社会課題は,加速の一途をたどっています.ARISE analyticsでは,それらの課題を解決し得る新たな移動サービスの支援として,
位置情報を活用した人流・需要分析によるエリア選定やさらなるサービス品質向上などを行っています.
本セッションでは,ARISE analyticsがそこで手掛けたサービス拡大支援・データ分析技術やAI活用事例についてご紹介いたします.
インダストリアルセッション3
6月7日 (水) 9:00~10:40 C会場
(1)コニカミノルタ株式会社
「コニカミノルタの画像IoTプラットフォーム「FORXAI:フォーサイ」」
近年コニカミノルタが開発に力を入れている画像IoTプラットフォーム「FORXAI:フォーサイ」をご紹介いたします.FORXAIは画像を中心としたAI・IoT技術のプラットフォームで,当社とパートナーシップを結んでいる企業同士で技術を提供・活用することで社会課題を解決するソリューションを共創しようというコミュニティの場でもあります.本セッションでは,FORXAIの概要・技術,および社内外での活用事例についてご紹介させて頂きます.
(2)株式会社バオバブ
「神は細部に宿る-アノテーションデータ外注への第一歩」
相良 美織
(株式会社バオバブ)
バオバブは2010年創業以来,機械翻訳のための対訳作成から,画像アノテーション・テキストアノテーション・画像キャプションや対話シナリオ構築等,各種学習データ構築に特化したサービスを展開しております.
機械学習の要である高品質なアノテーションデータ構築について,具体的な事例とともにお伝えします.
(3)株式会社東芝
「AI関連技術の研究開発ご紹介」
山内 康晋
(Toshiba Software Pvt. Ltd.)
東芝グループの技術開発方針およびにAI活用に向けた取組を紹介すると共にAI最新研究事例,AI基盤技術の紹介を行う.
(4)横河デジタル株式会社
「化学プラントで正式採用された強化学習AIの紹介」
小渕 恵一郎
(横河デジタル株式会社)
石油や化学プラントにおいては,安定的に効率的な生産を実現するため生産の自動化が進められてきました.しかし,未だ自動化できず人手に頼る部分が存在します.
これらの部分は既存の制御技術では制御できなかった部分で,更なる安定操業,働き方改革などを推進する際の課題となっています.
この課題を解決するため,YOKOGAWAはプラント制御への強化学習AIの適用に挑戦し,世界で初めて化学プラントに正式採用されるまでに完成度を高めました.
ここでは,安全第一のプラント制御の世界にどのように強化学習AIを適用したか,どのような効果を得たかについて説明します.
(5)株式会社松尾研究所
「松尾研究所における社会実装事例のご紹介」
岡田 領
(株式会社松尾研究所 シニアリサーチエンジニア・データサイエンティスト)
松尾研究所は,東京大学大学院工学系研究科松尾研究室とビジョンを共有し,
大学・企業・スタートアップによる産学共創のエコシステムを実現することを目指しております.
本セッションでは,アカデミアで生み出された先端技術を産業界に繋げていく
社会実装事例についてご紹介いたします.
インダストリアルセッション4
6月7日 (水) 13:30~15:10 C会場
(1)中外製薬株式会社
「中外製薬が目指す革新的な新薬創出・AI活用の取り組み」
関沢 太郎
(中外製薬デジタル戦略推進部企画グループ マネジャー)
中外製薬は,医療用医薬品に特化し,がん領域・バイオ医薬品に強みを持つ研究開発型の製薬企業です.「個別化医療」の国内パイオニアとして,ゲノムデータ,リアルワールドデータ(RWD),デジタルバイオマーカー(dBM)等のデータを解析することで,一人ひとりに最適な治療の提供を目指しています.本セッションでは,当社の研究開発におけるDX戦略,AI活用の事例,人財育成,パートナリングの取り組みを紹介します.
(2)NTTコミュニケーションズ株式会社
「NTTコミュニケーションズのデータ分析に関する取り組みのご紹介」
木村 大地,半澤 友行
(NTTコミュニケーションズ株式会社)
簡単に時系列データ分析が可能となるコラボレーション型のノーコードAI開発ツール”Node-AI”,時系列データ分析ノウハウ集”ごちきか”,また本会議での研究発表概要などを中心に,NTTコミュニケーションズにおける時系列データ分析に関する取り組みについて,ご紹介をさせていただきます.
(3)株式会社ディー・エヌ・エー
「DeNAのAI事業化に関する考え方と事例紹介」
遠藤 俊樹
(株式会社ディー・エヌ・エー ソリューション事業本部 データ統括部 AI技術開発部)
DeNAにおける事業へのAI活用について,基本的な考え方とともに,事例紹介を通してその実践について紹介いたします.
(4)株式会社LayerX
「LayerXにおける機械学習を活用したOCR機能の改善に関する取り組み」
島越 直人,松村 優也
(株式会社LayerX)
LayerX は,「働く」に関わる様々な業務プロセスが紙とハンコを中心としたアナログで非効率なものとなっているという課題を,テクノロジーをもとに解決するために複数のプロダクトを開発・運営しています.その中でも,アップロードされたドキュメントファイルから自動で必要な情報を抽出しデータ化するAI OCR機能は,プロダクトのUXを支えるコア機能となっています.このOCR機能は「バクラク請求書」のリリース初期から搭載され,2年が経過しました.その過程でどのようにサービスが成長し,それに合わせてどのようにOCR機能が改善されてきたのかをお話しさせていただきます.
(5)BIPROGY株式会社
「Generative AI活用最前線~SIerが挑戦する社会実装への取り組み~」
阿部 建,脇森 浩志
(BIPROGY株式会社 プラットフォームサービス本部AI/IoT技術部)
BIPROGY株式会社はテクノロジーの持つ可能性を引き出し,持続可能な社会の創出を目指しています.
本セッションでは昨今,爆発的な成長を見せるGenerativ AIについて,社会にとっての価値や可能性についてお話しします.
また,より具体的にどのような価値を創出していけるか,当社の産業や業務への取り組み事例をもとにご紹介いたします.
(6)株式会社電通国際情報サービス
「Engineering AIご紹介-エンジニアに提案し判断を支援するEngineering AIとは」
千葉 栄馬
(製造ソリューション事業部 製造技術統括本部)
製造業のエンジニアリング業務におけるAI技術の活用に取り組んでいます.ディープラーニングを用いたサロゲートモデル構築や,Computer Visionを使った判断の自動化,生成系AI技術を用いた3D形状生成などの具体的なユースケース(事例)をご紹介します.
インダストリアルセッション5
6月7日 (水) 15:30~17:10 C会場
(1)Sansan株式会社
「Sansanにおける研究開発部の体制と取り組みの事例の紹介」
青見 樹
(Sansan株式会社)
Sansan株式会社では働き方を変えるDXサービスとして,営業DXサービス「Sansan」やインボイス管理サービス「BillOne」等を提供しています.本発表では,これらのサービスを支える研究開発部の体制・取り組みの事例についてお話します.取り組みの事例としては,日々精度の改善を続けるデータ化技術や,新規プロダクトを仮説検証し提供する仕組みについて紹介します.
(2)株式会社豊田中央研究所
「AI分野に関する研究の事例紹介とインターンシップのご案内」
大社 綾乃
(株式会社豊田中央研究所 協働知性研究領域)
当社は,トヨタグループの事業拡大に的確に貢献する研究から,イノベーションを起こし未来をつくる戦略研究まで,さまざまな課題にアプローチしています.
本発表では,AI分野に関する研究の事例をご紹介するともに,夏季に予定しているインターンシップを紹介します.
(3)株式会社NTTデータ数理システム
「NTTデータ数理システムの事例・製品紹介」
多田 将志
(株式会社NTTデータ数理システム 営業部)
NTTデータ数理システムのAIに関する最近の取り組み事例,自社開発のソフトウェアについてご紹介します.
(4)株式会社GA technologies
「株式会社GA technologies AI Strategy CenterのDX推進の取組紹介」
橋本 武彦
(株式会社GA technologies AI Strategy Center)
急成長中のネット不動産企業「GA technologies」の研究開発組織であるAI Strategy CenterのDX推進の取組について,実際のプロトタイプや事例の紹介を交えながらわかりやすく紹介します.
(5)古野電気株式会社
「海洋DX:AI 3次元魚認識による次世代養殖支援システム」
上品 彰斗
(古野電気株式会社 技術研究所 第一研究部 知能制御研究室)
古野電気株式会社では,海洋分野を始め様々な課題に対してAIを活用して解決すべく,研究開発に取り組んでおります.
本発表では,カメラ映像に対して複数のAI(分類・物体検出・セグメンテーション)を使用した魚の計測位置推定,3次元計測,トラッキング技術等を組み合わせて開発いたしました,養殖業者様向けの支援システムについて紹介いたします.
(6)株式会社朝日新聞社
「文字起こしサービス「YOLO」のご紹介」
山野 陽祐
(株式会社朝日新聞社メディア研究開発センター)
社内のニーズに応じた文字起こしサービス「YOLO」を社内展開しています.YOLOは音声データの書き起こしだけではなく,ユーザーが後ほど素材を使いやすくするために,検索結果の性能向上や一覧性の向上にもAIの技術を用いて取り組んでいます.本プレゼンでは,YOLOの技術要素や,利用しているユーザーの声を通じて,弊社の取り組みについてご紹介します.
(7)株式会社アイレップ(博報堂テクノロジーズ)
「博報堂テクノロジーズ研究開発領域紹介」
岩井 千妃呂
(博報堂テクノロジーズ)
博報堂テクノロジーズのミッションは変革.ゴールは社会実装.
博報堂テクノロジーズは新たな価値創造を生む「生活者インターフェース市場」の急拡大とともに,データドリブンで,認知,興味,検討から購買,CRMまで一気痛感でアプローチする「フルファネル型のマーケティング」に対するニーズに戦略的かつテクニカルに対応します.
今回は研究開発事例やプロダクトの紹介を通して博報堂テクノロジーズのAI利活用についてご紹介いたします.
(8)株式会社エス・エム・エス
「エス・エム・エスにおけるAI技術活用事例」
エス・エム・エスにおけるAI技術活用事例をご紹介いたします
(9)ミイダス株式会社
「ヒューマンサイエンスとデータサイエンスの融合としてのHRサイエンス」
神長 伸幸
(ミイダス株式会社 HRサイエンス研究所)
求職者と求人企業を繋ぐ転職プラットフォームを運営するミイダスでは,転職におけるマッチングを通して,求職者と求人企業双方の希望条件を満たすことに加えて,求職者が転職先で活躍することを視野に入れた転職支援を目指しています.これを実現するため,HRサイエンス研究所は,心理学・経済学・言語学などのヒューマンサイエンスと情報学を中心とするデータサイエンスを融合させながら,多様なヒューマンリソースデータを対象とした研究を推進しています.本発表では,我々の研究の一部として以下のトピックをご紹介します.
1. 求人企業勤務者のコンピテンシー診断の情報を利用した求人企業の特色の可視化
2. 転職希望ユーザーの行動頻度を対象とした統計数理の方法論開発
3. 転職希望者の活躍可能性を予測できるゲーム課題の開発
4. 業務中の行動分析として商談中のセールスパーソンの発話分析
(10)ウォンテッドリー株式会社
「ウォンテッドリーの5年間に渡る推薦システムの変遷」
合田 周平
(ウォンテッドリー株式会社)
ウォンテッドリーは「シゴトでココロオドルひとをふやす」ために,はたらくすべての人が共感を通じて人や会社と「であい」「つながり」「つながりを深める」ためのビジネスSNS 「Wantedly」 を提供している.Wantedly では年々ユーザ規模が拡大して複雑性も増しており,より良いマッチングを実現するために推薦システムを最も重要な技術領域の1つとして位置づけ,開発・運用に力を入れている.5年前に推薦システムの開発を責務とするチームを設立して以来,プロダクトを利用するユーザーの変化に合わせたシステムの継続的改善を行ってきた.本発表では,ウォンテッドリーの推薦システムの変遷について紹介し,どのような価値をユーザに提供してきたかを解説する.