修士課程/博士課程の学生から大学や企業の若手研究者に至るまで幅広い層を対象とし,招待講演と学生企画からなるメンタリングセッションを開催します. 今年度は,“伝わるプレゼンテーション”をテーマとし,若手研究者をエンカレッジするための2件の招待講演,および,学生PC委員が企画運営する学生企画内でのグループディスカッションを行ないます.また,学生企画後には参加者同士の交流会を予定しております.参加申し込みを含め,詳細は人工知能学会全国大会ホームページで随時お知らせしていきます.多くの方のご参加をお待ちいたしております.
- 開催日時: 5月14日(水) 13:20-15:00
- 場所: G会場 ひめぎんホール第6会議室
招待講演1
- タイトル:「伝わる論文・プレゼンのための約10箇条」
- 時間:約30分
- 講演者:高間康史 氏(首都大学東京システムデザイン学部 教授)
- 概要: 私の研究テーマの一つに,情報をわかりやすく伝えるための技術である情報可視化があるが,「研究補償説」と言われるように,プレゼンのスキルや文章術に自信があるわけではない.ただし,得意ではないからこそ意識して気をつけていることもある.本講演では,日頃気をつけていることや学生にアドバイスしていることを紹介し,言いたいことが伝わる論文,プレゼンにするためのポイントについてご参加の皆さんと一緒に考えたいと思う.
招待講演2
- タイトル:「伝わるプレゼンテーションの基礎」
- 時間:約30分
- 講演者:宇野毅明 氏(国立情報学研究所情報学プリンシプル研究系 教授)
- 概要:プレゼンテーションの極意というと,きれいなスライドの作り方を解説している場合が多いと思うが,実のところスライド以外にもコツはいろいろとある.話し方,考え方,練習方法,日頃の行動など,人にものを伝えるためにはどうするか,について,僭越ながらレクチャーしたいと思っている次第である.自身の研究人生の一部の参考にしていただければ幸いである.
学生企画
- 時間:招待講演後(15:20-17:00)
- 場所:招待講演と同会場(G会場 ひめぎんホール第6会議室)
- 概要:招待講演を拝聴後,「伝わるプレゼンテーション」に関するテーマで通常の研究発表とはひと味違うイベントを企画中です.詳細は学生企画のページをご参照ください.